主要通貨の海外送金にかかる日数比較と金額レンジごとのおすすめ送金方法

海外送金にかかる日数の比較

送金にかかる日数のイメージ写真

 

海外送金をする場合に、送金にかかる日数(受取人に資金が着金するまでの日数)は、送金方法を選ぶ場合の重要なポイントになってきます。特に、送金期限が迫っているときには、これが一番重要な選択理由にもなってきます。

 

銀行送金については、海外送金のしくみで見たように、多くの場合は中継銀行が入ってくることもあって送金日数をはっきり提示しない場合も多いです。しかし、送金先の国別に送金にかかる目安の日数をきちんと示している銀行もあり、これらの情報から大体の傾向を知ることができます。

 

ここでは、代表的な送金方法で主要通貨の海外送金にかかる日数を比較することで、おおまかな目安と傾向を確認し、どのような送金方法があるか検討してみましょう。

 

 

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尚、当記事では、既に口座やアカウントを持っている状況での送金手続きをしてから着金までの日数・時間を検討しています。口座やアカウントを開いている日数がないという急ぎ・緊急の海外送金については、急ぎの海外送金方法をご参照ください。

 

また、ビットコインなどの仮想通貨による海外送金は、受取人が仮想通貨で受け取りできることが前提となりますが、これについても当記事の後半で触れています。

 


海外送金にかかる日数の例(主要通貨について)

 

海外送金をする場合、多くは受取人の銀行口座へ送金することになります。

 

そこで、まずは銀行口座宛ての送金について、送金日数の目安をウェブサイトに明示している銀行・送金サービスの情報から、主要通貨の海外送金にかかる日数を把握してみましょう。

 

主要通貨の海外送金にかかる日数の目安(銀行口座宛て送金の場合)

 

米国へ

米ドル

イギリスへ

英ポンド

ドイツへ

ユーロ

オーストラリアへ

豪ドル

ニュージーランドへ

NZドル

カナダへ

カナダドル

トランスファー
ワイズ
*1

1~2営業日 同日 1~2営業日 0~2営業日 1営業日 24営業時間
Goレミット 1~3営業日
ドコモ海外送金 送金日当日~最大6営業日程度

ウェスタン
ユニオン

1~3営業日(銀行口座宛)
ゆうちょ銀行 *2 4~6日 4~6日 4~6日 4~6日 4~6日 4~6日

SMBC信託
プレスティア
*3

1~3日 1~3日 1~5日 1~3日 1~3日 1~3日
楽天銀行 *4

1~3
営業日

1~3
営業日

1~3
営業日

1~3
営業日

1~3
営業日

1~3
営業日

 

*1: トランスファーワイズのヘルプページより。それぞれトランスファーワイズからの送金後の日数。トランスファーワイズでの両替に最大2日間かかることに注意。
*2: ゆうちょ銀行の国際送金取扱国一覧の各国ページの送金日数の目安(リンクページの下部)より。表示には4~6日程度と「程度」が付いている。
*3: SMBC信託プレスティアの海外送金着金所要日数の目安より
*4: 楽天銀行の海外送金シミレーターより

 

銀行口座宛ての送金日数について

銀行のFAQ(よくある質問)のコーナーで、海外送金にかかる日数について説明をしている銀行がありますので、それらの内容を見てみましょう。

 

  • メガバンク3行については、個別の状況によって違うからなのか、海外送金にかかる日数を正式にアナウンスしていないようです。

  • 楽天銀行では、海外送金シミレーターでの各国ごとの情報に加えて、よくある質問にて、「受取銀行の規模、経由銀行の数等により異なる」とした上で、「通常は送金日+1日~3日での着金」と回答しています。
  •   参考:【海外送金】着金までに、どのくらいの日数がかかりますか?


  • SMBC信託銀行プレスティアでは、着金所要日数の目安 の情報に加えて、よくある質問にて、「中継銀行を経由して送金先口座にご資金が届く仕組み」と説明した上で、「おおむね1週間」「中継銀行での処理によっては着金までの日数が変わる」と回答しています。主要国通貨では、1~5日のドイツへの送金を除いては、1~3日となっています。
  •   参考:海外送金をした場合、相手先に届くまでにどのくらいかかるのですか?


  • ゆうちょ銀行については主要通貨でも4~6日程度と比較的に送金日数が長くなっています。ゆうちょ銀行を利用して送金手続きする場合には、着金までに1週間程度の余裕をもって手続きするようにしましょう。

 

ここまでの内容から、銀行や送金サービスを利用した銀行口座宛ての海外送金の場合に、主要通貨については数日から1週間程度と捉えることができます。送金先の国や通貨によってはもっと長くかかる場合もあるので、余裕を持っての準備が必要です。

 

 

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受取り人が現金で受け取る場合は最短数分

銀行口座への送金ではなく、現地で受取り人が現金で受け取ることが可能であれば、送金サービスを利用することができます。受取り人が現金で受け取るケースは限られるかもしれませんが、最短で数分で受け取りが可能というサービスもあり、現金受取りが可能であれば銀行送金よりも早い方法になります。

 

例えば、自分自身が現地入りしてすぐに受け取る場合や、現地にいる家族への緊急の送金の場合などに利用できる方法です。また、これらの送金サービスは、1回の送金が100万円までになっています。

 

以下に、現地で現金受け取りが可能となるまでの時間がはやい3つの海外送金サービスを表にまとめました。

 

受取り人が現地取扱店で現金で受け取る場合(送金サービス)

海外送金ラービス

受取人が現地取扱店で現金を受け取れるまでの時間

SBIレミット

マネーグラム社の取扱店で、最短10分程度から受け取り可能。
取扱通貨・送金可能国ともに多数。

ウェスタンユニオン

ウェスタンユニオンの取扱店で、最短数分から受け取り可能。
取扱通貨・送金可能国ともに多数。

FSA国際送金

現地の取扱店で、トレーサー番号発行後すぐに受け取り可能。
アジア9ヵ国(マレーシア、シンガポール、フィリピン、タイ、ベトナム、バングラディッシュ、カンボジア、インドネシア、ミャンマー)

 

 

金額レンジ別のおすすめの海外送金方法(銀行口座宛手送金)


海外送金する金額が100万円相当までの場合

 

海外送金・国際送金サービスは、一般的に銀行送金よりも送金にかかる時間・日数が短い傾向があり、1回あたり100万円までの送金での重要な選択肢になってきます。

 

そのなかでも、送金にかかる日数と送金にかかる総額コストのバランスがとれているサービスを選ぶことが大切です。

 

トランスファーワイズ

  • トランスファーワイズは、銀行口座宛ての送金であれば、多くの場合で最も早いカテゴリに入ります。
  • 送金先の国・通貨ごとの送金日数などの詳細については、トランスファーワイズのヘルプページを下へ進んで詳しく出てます。
  • 100万円相当額を超える送金が必要の場合も、(送金先や通貨により限度額の確認は必要ですが)複数回送金することで対応ができます。
  • 上乗せレートがない為替レートで両替されるので、隠れコストがないという点で安心です。

 

 

トランスファーワイズの日本語ページへ

 

 

 

 

Goレミット新生海外送金サービス

  • Goレミット新生海外送金サービスでは、よくある質問にて、「営業日当日の15時までに入金」を前提に、その日に電信送金して「通常1~3営業日後には指定の受取口座に入金」と回答しています。宛先国ごとの送金にかかる日数の情報については出していません。
  • 新生銀行による海外送金サービスです。
  • 送金手数料は一律2千円とわかりやすくなっています。しかし、為替レートには上乗せレートがのっているので、換算された金額には為替手数料が含まれています。他の方法と比較するときには、送金手数料・為替手数料を合わせた総額コストで比較するようにしましょう。

   参考:海外送金の到着日数は?

 

 

その他の海外送金・国際サービスについては、以下をご参考になさってください。
>>海外送金・国際送金サービス

 

 

 

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海外送金する金額が100万円相当を超える場合

1回あたりの送金額が100万円を超えてくると、(2018年時点においては)安全&実務の点から銀行送金がメインの選択肢となってきます。

 

また、100万円を超えてくると、見かけの送金手数料よりも上乗せレートからくる為替手数料の影響が大きくなってきます。比較がしやすい送金手数料の安さだけで判断しないで、総額のコストで比較をするようにします。

 

新たに口座を開くスケジュール的余裕があるならば、上乗せレートが他の銀行よりも比較的低く設定されている以下の2つの銀行がおすすめです。

 

 

ソニー銀行

ソニー銀行は、他の銀行と比較したときに、比較的に為替マージン(上乗せレート)が低い設定になっており、まとまった金額の送金で総額コストを抑えることができます。

 

海外送金の手続きをネット完結できるので、窓口へ行っている時間がないという忙しい方にもおすすめです。原則として、送金限度額は1回あたり500万円相当額です。

 

 

管理人画像

 

ソニー銀行の海外送金の限度額は、1回あたり500万円相当額となっていますが、カストマーセンターへ連絡することで、一時的に1回あたりの上限額を変更することが可能です。金額が大きい送金の場合には、事前にカストマーセンターへ相談してみることをおすすめします。


 

詳しくははこちらをご参照:
>>ソニー銀行の海外送金の特徴と手数料

 

 

新生銀行(パワーフレックス口座)

海外への着金は1週間前後とやや長めの設定になっていますが、比較的に為替マージン(上乗せレート)が低く設定されています。

 

ただし、インターネットでの海外送金には対応していないこと、初回登録は必ず窓口で手続きする必要があることから、新生銀行の店舗が近くにある場合の選択肢になるでしょう。

 

詳しくははこちらをご参照:
>>新生パワーフレックスの海外送金の特徴と手数料

 

 

管理人画像

 

銀行送金は、「円から外貨への両替」+「外貨を海外へ送金」の両方を銀行で手続きするのが一般的です。ただし、海外留学の学費支払い、海外不動産購入、海外移住などで、まとまった金額を日本から海外へ送金する場合には、両替の部分をFX口座を利用するFX口座を利用した両替をしたのちに銀行送金する方法を検討するとよいでしょう。

 

手間も時間もある程度かかってきますが、節約できる金額が大きいので、検討する価値は大きいです。管理人マリの場合は、以前は数百万円以上の送金時にFX口座の両替を使っていましたが、最近は100万円を超えればFX口座で両替するようにしています。

 

詳しくは、FX口座を利用した海外送金~プロセス&手数料比較をご参照くださいね。


 

 

FX口座を賢く使う

FX取引というとリスクが高いと敬遠したい方も多いかもしれませんが、FX取引での建玉をもたない通貨両替を使えるFX口座もあり、FX口座に慣れていない場合にはおすすめです。

当サイトウェブマスターのマリも、セントラル短資FXの通貨両替を利用したことがあります。

FX口座を開いて手続きする手間はかかりましたが、両替した金額が大きかったので節約できた為替手数料も大きく、FX口座を利用しての両替を利用してよかったと思っています。

 

 

FXダイレクトプラス

 

 

ビットコインなど仮想通貨を利用した海外送金

 

ビットコインなどの仮想通貨による送金は、ビットコインで海外送金~海外へ行く前にアカウント開設でも説明しているとおり、送金にかかる手数料の安さと送金のスピードで、送金の概念を変えるものと言われています。

 

特に、送金にかかる時間・日数という視点でみると、(個々にはいろいろな違いがありますが)一般的に10分程度~と言われていますので、仮想通貨による送金スピードは、実務的には送金サービスで受取り人が取扱店で現金を受け取るタイプ(SBIレミットやウェスタンユニオン)と同じ程度と捉えることができます。もちろん、従来の銀行口座宛の送金と比較すれば格段にはやいといえます。

 

仮想通貨の海外送金で留意しておくべきこと

 

(2018年時点の現状においては)仮想通貨の海外送金のスピードを考える上で、留意しておく点があります。

 

受取人が仮想通貨で受け取りできること

仮想通貨で送金の場合、受け取り側がその仮想通貨を受け取ることができることが必要です。

 

今後、仮想通貨を利用する人が増えてくれば、仮想通貨での送金・受りが一般的になると予想されますが、現状では仮想通貨での受取りが一般的ではないので、この点に留意しておく必要があります。

 

通貨⇒仮想通貨⇒通貨の場合は追加のプロセス

たとえば、日本にある円資金を、ビットコインを利用して送金し、最終的に受取り人が米国で米ドルで受取りたい場合、以下の3つのプロセスが必要になります。
(1)円からビットコインへの両替
(2)ビットコインで送金
(3)ビットコインから米ドルへの両替

 

(2)のビットコインでの送金は最短10分~というスピードですが、(1)の円⇒ビットコイン、(3)のビットコイン⇒米ドルへという2つの両替が必要になります。円から米ドルへの海外送金という視点では、この2つの両替プロセスにかかる時間やコストも考慮する必要があります。

 

反映時間を考慮する必要

たとえば、ビットコインの送金そのものは最短10分~というスピードですが、状況によっては取引の承認に時間がかかり反映されるまでに時間がかかることがあります。受取り人に着金するまでのスピードを考えるときには、この反映時間も考慮する必要があります。

 

価格が大きく騰落するリスク

仮想通貨の送金時において、その価格が大きく上下する可能性があります。その点から、第三者との資金の送金・受取において、まとまった金額を仮想通貨を通じてやりとりする状況は、現状では限られるといえるかもしれません。

 

 

まずは自分自身や家族への送金に仮想通貨を利用してみる

 

上記のとおり留意しておく点はあるものの、手数料の安さという点から、少額の送金・自分自身や家族への送金において、従来の海外送金方法に代わって、ビットコインなどの仮想通貨による送金を利用するケースも増えつつあります。

 

この分野はどんどん状況が変化しているので、まずは仮想通貨アカウントを開設する少額の国内送金・海外送金で利用する、などからスタートするのがおすすめです。

 

仮想通貨のアカウントを開設したい方には、最初のアカウントとして日本でビットコインの取引量が一番多いbitFlyer (ビットフライヤー)がおすすめです。主要株主に、SMBCベンチャーキャピタル、みずほファイナンシャルグループ、三菱UFJキャピタル、SBIインベストメントなど、大手のベンチャーキャピタルが名を連ねている点も、他の仮想通貨業者と比較して安心感があります。

 

 

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

 

 

ビットコインを使った送金については下記の記事でも詳しく説明していますので、よろしければ参考にしてくださいね。

 

 

海外送金ラボ的まとめ


いかがでしょうか?

 

送金にかかる日数は違えども、どの海外送金方法でも事前準備をしておくことで送金にかかるコストを抑えられますね。直前に焦っての送金手続きでは、選択肢が限られて結局は送金コストが高くついてしまいます。

 

最近は、本人確認の手続きに時間がかかるケースもあるので、海外送金を予定しているのであれば、遅くとも1ヵ月前には口座・アカウント開設の準備をはじめておきましょう。

 

費用的な節約はもちろん、ギリギリになって精神的に焦ってしまうと気持ちが落ち着きませんから、スケジュールの余裕をもって進めましょう!

 

 

慌てずに必要な情報と書類を準備しよう

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2017/7/24  2018/2/18

 

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