SBIレミット国際送金サービスの特徴と手数料 | 海外送金ラボ

SBIレミット国際送金サービスの特徴と手数料

 

SBIレミット国際送金サービスは、SBIグループの海外送金サービス会社として、日本在住の外国人の方にも広く利用されています。

 

日本のサービスらしく、ウェブサイトに必要十分な情報がきちんと整理されて掲載されているので、安心して利用することができます。コールセンターも、日本語・中国語のバイリンガルで運営されており、丁寧な対応がなされています。

 

海外送金・国際送金サービスのなかでも、特にアジア諸国への送金サービスに定評があります。送金手数料のほかに、上乗せレートからくる為替手数料がかかってくるので、送金コストの内容をしっかり理解して納得して利用するようにしましょう。

 

ここでは、SBIレミット国際送金サービスについて、その特徴を詳しく見ていきましょう。

 

 

 

*当記事は、データの日付を個別に明記しているものを除いては、2019年11月時点での情報を参考にしています。

 

 

当記事では個人による海外への送金を対象としています。SBIレミットの法人向けの送金サービスについては、以下の記事を参考にしてください。
SBIレミットの海外送金(法人の場合)>>

 

 

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SBIレミット国際送金サービスのメリット

 

5つの送金方法を提供

以下の5つの送金方法を提供していますので、自分の状況にあった方法を選ぶことができます。

 

  • インターネット送金:準備金口座に入金して、送金の都度、送金先や送金額を会員サイト上の操作にて指定します。
  • レミットカード送金:ゆうちょ銀行のゆうちょATMからレミットカードを使って送金するサービスです。
  • フリコミ送金:受取人ごとに振込み口座を個別に登録し、振込みした金額を全額送金するサービスです。
  • 店頭送金:SBIレミットの代理店の店頭にて、レミットカードと本人名義のキャッシュカードを使って送金するサービスです。
  • コンビニ送金:ファミリーマートのFamiポートを利用して送金手続きをします。

 

アジア向けに送金手数料が安く設定

1回の送金が数万円程度の少額送金では、他のサービスと比較して送金手数料が安く設定されています。たとえば、1回あたりの送金手数料は、フィリピン向けは1万円まで送金で480円、インドネシア・タイ・カンボジア・ミャンマー向けは1万円まで460円、ベトナム向けは5万円まで460円となっています。

 

現地取扱店での受取りが速い

受取り人が現地取扱店へ最短10分で送金可能という迅速さです。受取り人が現地取扱店で現金で受け取れる場合であれば、急ぎの送金に使えます。

 

送金可能国と取扱通貨が多い

SBIレミットは、米国送金大手のマネーグラム社のネットワークが利用できます。そのため、送金可能国と取扱通貨が多いことも特徴です。

 

受取り人が銀行口座を持っていない場合にも送金可能

世界にあるマネーグラム社の取扱店で受取りが可能なので、受取人が現地で銀行口座を持っていない場合にも、送金をすることができます。

 

【状況によっては日本人にも便利!】
SBIレミットは、日本在住の外国人が本国への送金に使う場合が多いですが、日本在住の日本人にとっても、「海外現地の口座なしで受け取れる」という点を利用できます。

 

たとえば、「留学で現地入りして間もない」「長期海外旅行で現地に口座を開かない」という場合に、家族が自分自身で自分宛てに送金して「現地の取扱店で現金を受け取る」という方法が考えられます。

 

 

合計の送金コストを理解する(比較表付き)

 

SBIレミット国際送金サービスでは、表面的な送金手数料に加えて、上乗せレートからくる為替手数料がかかっています。そのため、総額の送金コストをきちんと理解して利用することが大切です。送金コストをおさえて送金したいと考える方は、合計の送金コストを理解する&別の選択肢も検討して、総合的に判断をするようにしましょう。

 

ここでは、別の選択肢のひとつとして、為替手数料がかからないトランスファーワイズとの比較例を掲載しますので、参考にしてください。

 

 

 

下の表は、5万円をタイへタイバーツで送金しようという場合の、SBIレミットとトランスファーワイズを利用した比較シミュレーションです。(シミュレーションなので、細かい金額ではなく、全般的な傾向を知るための参考として捉えてください。)

 

尚、フィリピンへの送金・インドネシアへの送金シュミレーションは、下記リンクをご参照ください。
フィリピンへ5万円をフィリピン・ペソで送金する場合の比較例
インドネシアへ5万円をインドネシア・ルピアで送金する場合の比較例

 

【SBIレミットとトランスファーワイズの比較例:5万円を円⇒タイバーツでタイへ送金】*

 

SBIレミット国際送金
(フリコミ送金)

トランスファーワイズ
(インターネット)

送金額 50,000円 50,000円
送金手数料 880円 595円 *1
送金できる金額(両替額) 49,120円 49,405円
両替レート 0.282541 *2 0.29234 *3
受取人の受取額 13,878.41THB 14,443.06THB
為替手数料 1,646円 *4 0円
振込手数料 *5 432円 432円
手数料合計 2,958円 1,027円
送金にかかる日数 最短10分から *6 1-2営業日
公式サイト

SBIレミットの
国際送金

トランスファー
ワイズの
海外送金

 

SBIレミット国際送金
(フリコミ送金)

トランスファーワイズ
(インターネット)

送金額 50,000円 50,000円
送金手数料 880円 595円 *1
送金できる金額(両替額) 49,120円 49,405円
両替レート 0.282541 *2 0.29234 *3
受取人の受取額 13,878.41THB 14,443.06THB
為替手数料 1,646円 *4 0円
振込手数料 *5 432円 432円
手数料合計 2,958円 1,027円
送金にかかる日数 最短10分から *6 1-2営業日
公式サイト

SBIレミットの
国際送金

トランスファー
ワイズの
海外送金

*:2018年10月9日午前11時20分頃のシュミレーション例
*1: トランスファーワイズのタイバーツ送金手数料 両替額の0.9%+150円 送金手数料計算ツールより
*2: SBIレミットの為替レートのページより
*3: 同時刻の仲値を利用 XE Currency Chartsより
*4: (49,120*0.282541 - 49,120*0.29234) / 0.29234 = (13,878.41 - 14,359.74) / 0.29234 = -1,646円 (SBIレミットでの仲値が公表されていないので、同時点でのトランスファーワイズでの仲値にて試算)
*5: アカウント開設時に、 既存の 自分の口座からトランスファーワイズへ銀行振込みの場合の振込手数料。例としてメガバンク(みずほ銀行・三井住友銀行)から振込みした場合の手数料。三菱UFJ銀行やネット銀行からの振込みならばもっと安い。
*6: 受取り人が現地の取扱店で現金で受け取る場合

 

上記からわかることは、総額の送金コストの把握には、表面的な「送金手数料」に加えて両替レートに含まれて見えづらくなっている「為替手数料」の理解が重要であるという点です。

 

大切な資金を賢く使うためには、手数料合計で比較するという視点をもつようにしたいですね。

 

上記の比較においては、SBIレミットは総コストが高くつきますが、取扱店での受取りであれば最短10分から受取りが可能です。急ぎの場合の貴重な選択肢といえるでしょう。
その代わり、「そこまでの緊急性はない」「受取人の銀行口座へ送金したい」という場合には、下記に説明するとおりに、トランスファーワイズを検討してみるとよいでしょう。

 

 

 

 

トランスファーワイズについて

 

上記の計算例からわかるとおり、トランスファーワイズには両替時の上乗せレートがありません。そのため、一般的な海外送金で隠れコストと言われる為替手数料がないので、手数料がわかりやすいという特徴を持っています。

 

送金にかかる日数についても、海外送金にかかる日数の比較にあるとおり、銀行宛ての送金であれば、一番速いカテゴリに属しています。「安くて速い」海外送金方法を探している場合には、おすすめの選択肢のひとつです。

 

トランスファーワイズの公式ページ

 

 

トランスファーワイズの特徴については、下記の記事も参考にしてくださいね。

隠れコストがないから安心の海外送金

送金サービス比較のイメージ画像

隠れコストがないから安心の海外送金

送金サービス比較のイメージ画像

 

SBIレミット国際送金サービス利用の留意点

 

SBIレミットは、特に少額の海外送金には便利なサービスですが、その利用にあたってはいくつか留意すべきポイントがあります。

 

取扱店での現金受取りが基本

受取人は基本的にマネーグラム社の取扱店 にて受け取ることになりますので、現地での最低限の語学力が必要になります。

 

銀行口座宛が可能な国は限られる

銀行口座宛が可能な国は、フィリピン、中国、ベトナム、インドネシア、タイ、ミャンマー、ブラジル、ペルー、ネパール、スリランカになっています(2019年11月現在)。詳細は、送金可能国・地域一覧で確認するようにしてください。

 

受取り可能な期間に注意

受取りは送金依頼から90日間有効で、45日以内であれば為替レートは送金時の為替レートで固定されます。送金依頼時から45日を超えた場合には、送金依頼時と異なる為替レートが適用されます。

 

 

 

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SBIレミット国際送金サービスの基本的事項

 

1.  為替マージン(USDの例)

為替マージンとしては公表していないが、ウェブサイトで為替レートを確認できる

2.  送金手数料(1件あたり)

送金先国と送金金額により異なる

3.  リフティングチャージ

該当なし

4.  受取手数料

原則なし

5.  受取手数料の送金人負担

該当なし

6.  中継銀行手数料

該当なし

7.  円送金

不可

8.  取扱い通貨

多数

9.  送金限度額

1回100万円相当額以下(マネーグラムでの送金ルール厳格化にある通り、国や地域により送金回数・上限額・総額が異なる。)

10. 送金可能国

多数

11. 送金日数

10分程度~数日

12. 窓口送金

不可

13. 電話送金

不可

14. オンライン送金


会員登録が必要

 

*上記は、個人による送金を前提にしています。詳細については、必ず最新の詳細情報をご確認ください。

 

SBIレミットの公式ページ>>

 

海外送金ラボ的まとめ

 

SBIレミットの国際送金サービスは、銀行口座がなくても海外で送金を受け取れることを賢く利用したいですね。たとえば、海外へ行って現地入りして間もないときの自分&家族宛の送金、緊急の場合の送金などが考えられるでしょう。

 

ただし、上乗せレートからくる為替手数料をしっかり理解して、総合的に判断して利用するようにしましょう。

 

「現金で受取りたい」という状況がなければ、トータルの手数料で安くつくトランスファーワイズの送金などを合わせて検討して、大切な資金を有効に使ってください。

 

 

 

 

海外へ行くならば、外貨現金の準備も忘れずに・・・

 

多くの現金は必要ないですが、海外渡航が近くなったら、外貨現金の準備も忘れないようにしましょう。ある程度の外貨が手元にあれば安心です。

 

 

2016/8/31  2019/11/5

 

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