楽天銀行の海外送金の特徴と手数料 | 海外送金ラボ

楽天銀行の海外送金の特徴と手数料

楽天銀行の海外送金は、一律750円の送金手数料(個人の場合)とネットですべて完結する点が大きな特徴です。特に、送金手数料は銀行送金としては最安クラスであり、少額の海外送金を定期的にする状況にあれば、ぜひ検討したい方法のひとつです。

 

ただし、送金手数料とは別に、上乗せレートからくる為替手数料がかかってきているので、総額の送金コストをしっかり理解して納得して利用するようにしましょう。

 

ここでは、楽天銀行の海外送金について、その特徴を詳しく見ていきましょう。

 

 

 

尚、当記事は、個人が海外他行宛ての銀行口座へ送金する場合を対象としています。

 

 

 

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楽天銀行による海外送金のメリット

 

ネットで完結する海外送金

楽天銀行はネット銀行なので、海外送金手続きもすべてインターネットで完結します。

 

海外送金の送金手数料は一律750円

個人口座からの送金手数料は、金額にかかわらずに一律750円。銀行の送金手数料としては最安クラスになっています。

 

送金できる通貨が多い

楽天銀行の海外送金では、多くの通貨に対応しています。マイナー通貨をインターネットで送金したい場合の有力な選択肢になります。

 

使いやすい海外送金シミュレーター

楽天銀行の海外送金シミュレーターで、送金受取国、送金通貨、送金金額、海外中継銀行手数料区分(送金者が手数料を負担か受取人が手数料を負担か)を入力すると、手数料の明細、為替レート、着金までの所要日数の目安が表示されます。楽天銀行の口座を持っていなくても確認することができます。

 

 

合計の送金コストを理解する(比較表付き)

 

楽天銀行の海外送金では、送金手数料や一律750円と使いやすい設定ではありますが、両替レートの上乗せレートからくる為替手数料が発生します。そのため、表面的な送金手数料だけでなく、総額の送金コストをきちんと理解する必要があります。送金コストをおさえて送金したいと考える方は、為替手数料を含めた合計の送金コストを理解&別の選択肢も検討して、総合的に判断をするようにしましょう。

 

ここでは、別の選択肢のひとつとして、為替手数料がかからないトランスファーワイズとの比較例を掲載しますので、参考にしてください。

 

 

 

下の表は、30万円をオーストラリアへ豪ドルで送金しようという場合の、楽天銀行とトランスファーワイズを利用した比較シミュレーションです。(シミュレーションなので、細かい金額ではなく、全般的な傾向を知るための参考として捉えてください。)

 

【楽天銀行とトランスファーワイズの比較例:30万円を円⇒豪ドルでオーストラリアへ送金】*

  楽天銀行 トランスファーワイズ
送金額 300,000円 300,000円
送金手数料 750円 1,879円 *1
送金できる金額(両替額) 299,250円 298,121円
上乗せレート 2円 *2 0円
両替レート 83.19円 *3 81.19円 *4
受取人の受取額 3,597.19豪ドル 3,671.89豪ドル
為替手数料 7,194円 *6 0円
振込手数料 0円 *7 432円 *8
手数料合計 7,944円 2,311円
送金にかかる日数 1~3営業日 0-2営業日
公式サイト

楽天銀行の
海外送金

トランスファー
ワイズの
海外送金

  楽天銀行 トランスファーワイズ
送金額 300,000円 300,000円
送金手数料 750円 1,879円 *1
送金できる金額(両替額) 299,250円 298,121円
上乗せレート 2円 *2 0円
両替レート 83.19円 *3 81.19円 *4
受取人の受取額 3,597.19豪ドル 3,671.89豪ドル
為替手数料 7,194円 *5 0円
振込手数料 0円 *6 432円 *7
手数料合計 7,944円 2,311円
送金にかかる日数 1~3営業日 0-2営業日
公式サイト 楽天銀行の
海外送金
トランスファー
ワイズの
海外送金

*:2018年10月4日午前9時56分頃(1豪ドル=81.19円(仲値))での比較例。ここでは、中継銀行手数料・受取手数料を無視しています。
*1: トランスファーワイズの豪ドル送金手数料 両替額の0.6%+90円 送金手数料計算ツールより
*2: 仲値が公表されていないので、トランスファーワイズのレートを仲値として計算
*3: 楽天銀行の海外送金シミュレーターより
*4: トランスファーワイズは仲値を採用しているので、楽天銀行との比較のために同時点でのヤフーファイナンスの仲値を利用
*5: (299,250/83.19 - 299,250/81.19) x 81.19 = (3,597.19 - 3,685.80) x 81.19 = -7,194円 (仲値が公表されていないので、トランスファーワイズのレートを仲値として試算)
*6: すでに楽天銀行に口座を持っていたと仮定
*7: アカウント開設時に、 既存の 自分の口座からトランスファーワイズへ銀行振込みの場合の振込手数料。例としてメガバンク(みずほ銀行・三井住友銀行)から振込みした場合の手数料。三菱UFJ銀行やネット銀行からの振込みならばもっと安い。

 

 

総額の送金コストの把握には、表面的な送金手数料だけでなく、両替レートの上乗せレートからくる為替手数料の理解が重要であることがわかります。

 

大切な資金を賢く使うためには、手数料合計で比較するという視点をもつようにしたいですね。

 

 

 

 

トランスファーワイズについて

 

上記の計算例からわかるとおり、トランスファーワイズには両替時の上乗せレートがありません。そのため、一般的な海外送金で隠れコストと言われる為替手数料がないので、手数料がわかりやすいという特徴を持っています。

 

送金にかかる日数についても、海外送金にかかる日数の比較にあるとおり、銀行宛ての送金であれば、一番速いカテゴリに属しています。「安くて速い」海外送金方法を探している場合には、おすすめの選択肢のひとつです。

 

詳細は日本語公式ページへ

トランスファーワイズの公式ページ

 

 

トランスファーワイズの特徴については、下記の記事も参考にしてくださいね。

隠れコストがないから安心の海外送金

送金サービス比較のイメージ画像

隠れコストがないから安心の海外送金

送金サービス比較のイメージ画像

 

 

楽天銀行による海外送金の留意点

 

楽天銀行の海外送金は、海外送金に慣れない人にとっても、とても使いやすいものですが、利用にあたってはいくつか留意しておきたい点があります。

 

口座開設と海外送金申し込み手続きが必要

楽天銀行による海外送金を利用するには、事前の口座開設海外送金申込みの手続きが必要になります。スケジュール的に余裕をもって手続きすることが大切です。

 

送金限度額に注意

送金限度額が1回100万円、1日100万円、1カ月200万円、1年500万円となっています。不動産購入など大きな金額の送金には向いていません。

 

円口座からの送金のみ

楽天銀行の海外送金は、円普通預金口座のみからの送金です。そのため、外貨預金を持っているとしても、一度円に戻してから外貨へ再両替するといういうプロセスが必要になり、両替のたびに為替手数料がかかるので留意が必要です。

 

上乗せレートからの為替手数料に留意

上記比較例で見たように、楽天銀行の海外送金で利用される両替レートには、上乗せレートがのっています。そのため、実際には、送金手数料のほかに上乗せレートからくる為替手数料がかかっていることになります。

 

 

 

必ず両替に使われる為替レートを確認しよう

 

楽天銀行の為替マージンは、主要国通貨でみると、メガバンク3行の窓口の海外送金上乗せレートを比較にある三菱UFJ銀行の窓口での為替マージンと近い設定となっているようです。

 

そのため、楽天銀行での両替時の上乗せレートは、メガバンクのメガバンク3行のインターネット外貨預金の両替時上乗せレートを比較にあるメガバンク3行のインターネット外貨預金での上乗せレートよりも割高となる傾向があります。

 

楽天銀行の海外送金を検討しているならば、「思っていたより高い為替レートでの両替だった」ということのないように、送金する通貨で使われる為替レートがどの程度であるかを、事前に海外送金シミュレーターで確認するとよいでしょう。

 

 

 

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楽天銀行による海外送金の基本的事項

 

1.  為替マージン(USDの例)

為替マージンとしては公表していないが、海外送金シミュレーターで両替レートを確認できる
楽天銀行の海外送金シミレーター

 

2.  送金手数料(1件あたり)

750円

3.  リフティングチャージ

外貨送金時: なし
円貨送金時: 3,000円

4.  受取手数料

受取人負担

5.  受取手数料の送金人負担

不可

6.  中継銀行手数料

1,000円(送金人か受取人の選択可能)

7.  円送金

8.  取扱い通貨

多数

9.  送金限度額

1回100万円、1日100万円、1カ月200万円、1年500万円

10. 送金可能国

多数

11. 送金日数

1日~3日

12. 窓口送金

不可

13. 電話送金

不可

14. インターネット送金

インターネットのみ、口座開設&海外送金の申込み手続きが必要

 

*上記は、記事掲載・更新時点での個人による海外他行あて電信送金を前提にしています。ご利用に当たっては、必ず最新の詳細情報をご確認ください。

 

楽天銀行の海外送金の公式サイト>>

 

 

海外送金ラボ的まとめ

 

楽天銀行の海外送金は、口座を開いて海外送金の申込みをしておけば、いつでもインターネットで送金手続きできる点が魅力です。海外送金シミュレーターもとても使いやすく便利です。

 

ただし、表面的な送金手数料750円の他に、上乗せレートからくる為替手数料がかかってくるので、合計の送金コストを理解したうえで利用するようにしましょう。

 

送金コストを節約したいのであれば、トータルの手数料で安くつくトランスファーワイズの送金などを合わせて検討して、大切な資金を有効に使いたいですね。

 

 

 

 

海外へ行くならば、外貨現金の準備も忘れずに・・・

 

多くの現金は必要ないですが、海外渡航が近くなったら、外貨現金の準備も忘れないようにしましょう。ある程度の外貨が手元にあれば安心です。

 

 

2016/8/31  2018/10/5

 

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