三井住友銀行の海外送金の特徴と手数料 | 海外送金ラボ

三井住友銀行の海外送金の特徴と手数料

三井住友銀行を利用しての海外送金は、すでに三井住友銀行に口座を持っていらっしゃる方にとっては、急ぎのときに海外送金方法を選ぶにあたり便利な選択肢となります。SMBCダイレクトを利用して為替手数料を節約する方法もあります。

 

ただし、上乗せレートからくる為替手数料のために、総額での送金コストは高めとなるため、内容をしっかり理解して納得して利用するようにしましょう。

 

ここでは、三井住友銀行の海外送金について、その特徴を詳しく見ていきましょう。

 

 

 

 

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三井住友銀行による海外送金のメリット

 

窓口での海外他行あて送金手数料が他のメガバンク2行より安い

窓口で手続きする海外他行あての送金手数料が4,000円となっており、三菱UFJ銀行の5,500円、みずほ銀行の5,500円と比較して安い設定になっています。

 

主要6通貨で優遇レート

SMBCダイレクト(インターネット・モバイルバンキング)を利用することで、米ドル、ユーロ、豪ドル、NZドル、英ポンド、スイスフランの6通貨について、リアルタイムレート利用の為替マージンが窓口・店頭より50%割引されたレートで、外貨両替することができます。これらの通貨の送金であれば、事前にこのサービスを利用して外貨へ両替することで、窓口と比較して為替手数料を節約することができます。(ただし、外貨を外貨のまま送金すると、リフティングチャージという手数料が別途かかってくるので、必ず総額で確認するようにしましょう。)

 

SMBCダイレクト・グローバルサービスで海外へ行っても利用可能

海外へ行ってからも利用できる銀行口座は限られますが、SMBCダイレクト・グローバルサービスを利用することで、海外勤務・海外留学の期間にも、少額の月額利用料でSMBCダイレクトを利用できます。海外から自分自身で送金手続きできるのはもちろん、国内外の送金・振込み手続きができるので、長期の海外滞在時にも便利です。

 

詳しくは、以下をご参照:
>>三井住友銀行の非居住者向けサービス

 

 

合計の送金コストを理解する(比較表付き)

 

三井住友の海外送金では、表面的な送金手数料に加えて、上乗せレートからくる為替手数料がかかっています。送金コストをおさえて送金したいと考える方は、為替手数料を含めた合計の送金コストを理解&別の選択肢も合わせて検討して、総合的に判断をするようにしましょう。

 

ここでは、別の選択肢のひとつとして、為替手数料がかからないトランスファーワイズとの比較例を掲載しますので、参考にしてください。

 

 

 

下の表は、30万円をオーストラリアへ豪ドルで送金しようという場合の、三井住友銀行(窓口と外貨預金)とトランスファーワイズを利用した比較シミュレーションです。(シミュレーションなので、細かい金額ではなく、全般的な傾向を知るための参考として捉えてください。)

 

三井住友銀行とトランスファーワイズの比較例:30万円を円⇒豪ドルでオーストラリアへ送金の場合*

 

三井住友銀行
窓口

三井住友銀行
外貨預金

トランスファーワイズ
送金額 300,000円 300,000円 300,000円
送金手数料 4,000円 *1 3,500円 *1 1,879円 *2
送金できる金額(両替額) 296,000円 296,500円 298,121円
上乗せレート 2.5円 1.25円 *3 0円 *4
両替レート 84.71円 83.46円 *3 82.21円 *4
受取人の受取額 3,494.27豪ドル 3,552.60豪ドル 3,630.31豪ドル
為替手数料 8,736円 *5 4,401円 *6 0円
リフティングチャージ 0円 2,500円 0円
振込手数料 0円 0円*7 432円 *8
手数料合計 12,736円 10,401円 2,311円
送金にかかる日数 公式発表見当たらず 公式発表見当たらず 0-2営業日
公式サイト

三井住友銀行の
外国送金

トランスファー
ワイズの
海外送金

 

三井住友銀行
窓口

三井住友銀行
外貨預金

トランスファーワイズ
送金額 300,000円 300,000円 300,000円
送金手数料 4,000円 *1 3,500円 *1 1,879円 *2
送金できる金額(両替額) 296,000円 296,500円 298,121円
上乗せレート 2.5円 1.25円 *3 0円 *4
両替レート 84.71円 83.46円 *3 82.21円 *4
受取人の受取額 3,494.27豪ドル 3,552.60豪ドル 3,630.31豪ドル
為替手数料 8,736円 *5 4,401円 *6 0円
リフティングチャージ 0円 2,500円 0円
振込手数料 0円 *7 0円 *7 432円 *8
手数料合計 12,736円 10,401円 2,311円
送金にかかる日数 公式発表見当たらず 公式発表見当たらず 0-2営業日
公式サイト 三井住友銀行の
外国送金
トランスファー
ワイズの
海外送金

*:2018年9月21日17:55頃(1豪ドル=82.21円(仲値))での比較例。ここでは、中継銀行手数料・受取手数料を無視しています。
*1: 他行宛ての場合
*2: トランスファーワイズの豪ドル送金手数料 両替額の0.6%+90円 送金手数料計算ツールより
*3: 外貨預金為替手数料割引プラン利用の上乗せレート1.0として計算
*4: トランスファーワイズは仲値を採用しているので、三井住友銀行との比較のために同時点での仲値を利用
*5: (296,000/84.71 - 296,000/82.21) x 82.21 = (3,494.27- 3,600.54) x 82.21 = -8,736円
*6: (296,500/83.46 - 296,500/82.21) x 82.21 = (3,552.60- 3,606.62) x 82.21 = -4,401円
*7: すでに三井住友銀行に口座を持っていると仮定
*8: 自分の口座からトランスファーワイズへの銀行振込みの場合。例としてメガバンク(みずほ銀行・三井住友銀行)から振込みした場合の手数料。三菱UFJ銀行やネット銀行からの振込みならばもっと安い。

 

 

総額の送金コストの把握には、両替レートの上乗せレートからくる為替手数料の理解が重要であることがわかります。

 

大切な資金を賢く使うためには、手数料合計で比較するという視点をもつようにしたいですね。

 

 

 

トランスファーワイズについて

 

上記の計算例からわかるとおり、トランスファーワイズには両替時の上乗せレートがありません。そのため、一般的な海外送金で隠れコストと言われる為替手数料がないので、手数料がわかりやすいという特徴を持っています。

 

送金にかかる日数についても、海外送金にかかる日数の比較にあるとおり、銀行宛ての送金であれば、一番速いカテゴリに属しています。「安くて速い」海外送金方法を探している場合には、おすすめの選択肢のひとつです。

 

詳細は日本語公式ページへ

トランスファーワイズの公式ページ

 

 

トランスファーワイズの特徴については、下記の記事も参考にしてくださいね。

隠れコストがないから安心の海外送金

送金サービス比較のイメージ画像

隠れコストがないから安心の海外送金

送金サービス比較のイメージ画像

 

三井住友銀行による海外送金の留意点

 

SMBCダイレクトでは事前に届出をした送金先のみへ送金が可能

SMBCダイレクト(インターネット・モバイルバンキング)を利用しての海外送金手続きには、事前の送金先登録が必要です。すでに三井住友銀行に口座を持っている場合でも、ある程度のスケジュールの余裕が必要です。

 

リフティングチャージ

円貨を円のまま送金、あるいは外貨を外貨のまま送金する場合には、リフティングチャージが最低2,500円かかってきます。

 

為替手数料高めの設定

上記の比較シミュレーションで見たように、三井住友銀行の海外送金は上乗せレートが高めであるので、為替手数料が他の方法と比較したときにかなり高くなる点に留意が必要です。

 

 

【多額の送金にはFX口座を利用した海外送金が選択肢】

 

海外不動産の購入や海外移住などで、数百万円~数千万円のまとまった金額の海外送金の場合には、銀行送金で両替をすると、トータルの送金コストが非常に大きくなってしまいます。

 

多額の海外送金の場合には、セントラル短資FXなどのFX口座を利用した海外送金を利用することで、手数料をぐっと抑えることができます。FX口座開設などの多少の手間はかかってきますが、節約できる金額がとても大きいので、検討に値します。詳しくは、下記の記事を参考にしてください。

 

 

 

 

 

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三井住友銀行による海外送金の基本的事項

 

1.  為替マージン(USDの例)

窓口・電話: 1ドルにつき1円
三井住友銀行の店頭・電話での為替レート

 

SMBCダイレクトの外貨預金: 1ドルにつき0.5円 (6通貨USD, EUR, GBP, CHF, AUD, NZDのみリアルタイムレートでの割引の為替マージンが設定)
三井住友銀行のリアルタイムレート
三井住友銀行の外貨預金 インターネット取引の特徴と留意点

2..  送金手数料(1件あたり)

窓口: 4,000円
三井住友銀行 外国関係手数料のご案内

 

SMBCダイレクト: 3,500円
SMBCダイレクトの外国送金サービス手数料

 

3.  リフティングチャージ

外貨送金時: 送金金額の1/20%(最低2,500円または25USドル)
円貨送金時:送金金額の1/20%(最低2,500円)

4.  受取手数料

送金人負担とした場合2,500円(後日に差額請求の場合あり)

5.  受取手数料の送金人負担

6.  中継銀行手数料

ケースによる

7.  円送金

8.  取扱い通貨

窓口での扱い通貨は要確認
インターネットは7通貨 (USD, GBP, JPY, CHF, EUR, AUD, NZD)

9.  送金限度額

窓口では特になし インターネット送金(1日300万円等)は限度額あり

10. 送金可能国

多数

11. 送金日数

送金先による

12. 窓口送金

13. 電話送金

不可

14. インターネット送金

SMBCダイレクトにて可(外国送金先口座の登録が必要)

 

*上記は、記事掲載・更新時点での個人による海外他行あて電信送金を前提にしています。ご利用に当たっては、必ず最新の詳細情報をご確認ください。

 

三井住友銀行の海外送金の公式サイト>>

 

海外送金ラボ的まとめ

 

三井住友銀行の銀行海外送金は、すでに三井住友銀行に口座をもっている人にとっては便利な方法で、急ぎの場合の貴重な選択肢となってくるでしょう。

 

ただし、合計の送金コストは高くなりますから、総合的に判断をするようにしましょう。

 

その他の一般的な状況においては、より安い方法(トランスファーワイズFX口座を利用した海外送金など)を賢く利用して、大切な資金を有効に使うようにしましょう。

 

 

 

海外へ行くならば、外貨現金の準備も忘れずに・・・

 

多くの現金は必要ないですが、海外渡航が近くなったら、外貨現金の準備も忘れないようにしましょう。ある程度の外貨が手元にあれば安心です。

 

 

2016/8/15  2018/9/23

 

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