みずほ銀行の海外送金の特徴と手数料 | 海外送金ラボ

みずほ銀行の海外送金の特徴と手数料

みずほ銀行を利用しての海外送金は、すでにみずほ銀行に口座を持っていらっしゃる方にとっては、急ぎのときに海外送金方法を選ぶにあたり便利な選択肢となります。外貨預金を利用して為替手数料を節約する方法もあります。

 

ただし、送金手数料も為替手数料も高めの設定になっているので、内容をしっかり理解して納得して利用するようにしましょう。

 

ここでは、みずほ銀行の海外送金について、その特徴を詳しく見ていきましょう。

 

 

 

 

 

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みずほ銀行による海外送金のメリット

 

主要6通貨で優遇レート

みずほダイレクトまたはATM外貨預金振替サービスを利用することで、米ドル、ユーロ、豪ドル、NZドル、英ポンド、スイスフランの6通貨について割引された為替マージンのレートで外貨両替できる外貨預金為替手数料割引プラン があります。これらの通貨の送金であれば、事前にこのサービスを利用して外貨へ両替し、その後に窓口またはテレフォンバンキングで送金手続きをすることで、為替手数料を節約することが可能となります。

 

個人の場合にリフティングチャージ設定がない

円貨を円貨のまま、あるいは外貨を外貨のまま送金する際には、多くの銀行でリフティングチャージという手数料がかかってきますが、みずほ銀行で個人が海外へ送金する場合には、このリフティングチャージの設定がありません。そのため、円貨を円貨のまま、あるいは外貨を外貨のまま送金する際には、他のメガバンク2行(三菱UFJ銀行、三井住友銀行)と比較して、(送金額や通貨によるものの)総額の送金コストで安くなるケースが想定されます。

 

わかりやすい説明

みずほ銀行のウェブサイトの外国送金のページに、ご用意いただくもの に詳しく説明されています。海外送金に慣れていない場合の準備に、わかりやすい内容となっています。

 

 

合計の送金コストを理解する(比較表付き)

 

みずほの海外送金では、上乗せレートからくる為替手数料がかかっています。送金コストをおさえて送金したいと考える方は、為替手数料を含めた合計の送金コストを理解&別の選択肢も合わせて検討して、総合的に判断をするようにしましょう。

 

ここでは、別の選択肢のひとつとして、為替手数料がかからないトランスファーワイズとの比較例を掲載しますので、参考にしてください。

 

 

 

下の表は、30万円をオーストラリアへ豪ドルで送金しようという場合の、みずほ銀行(窓口と外貨預金)とトランスファーワイズを利用した比較シミュレーションです。(シミュレーションなので、細かい金額ではなく、全般的な傾向を知るための参考として捉えてください。)

 

みずほ銀行とトランスファーワイズの比較例:30万円を円⇒豪ドルでオーストラリアへ送金の場合*

 

みずほ銀行
窓口

みずほ銀行
外貨預金

トランスファーワイズ
送金額 300,000円 300,000円 300,000円
送金手数料 5,500円 *1 5,500円 *1 1,879円 *2
送金できる金額(両替額) 294,500円 294,500円 298,121円
上乗せレート 2.5円 1円 *3 0円 *4
両替レート 84.58円 83.08円 *3 82.08円 *4
受取人の受取額 3,481,91豪ドル 3,544.78豪ドル 3,630.31豪ドル
為替手数料 8,705円 *5 3,544円 *6 0円
リフティングチャージ 0円 0円 0円
振込手数料 0円 0円*7 432円 *8
手数料合計 14,205円 9,044円 2,311円
送金にかかる日数 公式発表見当たらず 公式発表見当たらず 0-2営業日
公式サイト

みずほ銀行の
外国送金

トランスファー
ワイズの
海外送金

 

みずほ銀行
窓口

みずほ銀行
外貨預金

トランスファーワイズ
送金額 300,000円 300,000円 300,000円
送金手数料 5,500円 *1 5,500円 *1 1,879円 *2
送金できる金額(両替額) 294,500円 294,500円 298,121円
上乗せレート 2.5円 1円 *3 0円 *4
両替レート 84.58円 83.08円 *3 82.08円 *4
受取人の受取額 3,481,91豪ドル 3,544.78豪ドル 3,630.31豪ドル
為替手数料 8,705円 *5 3,544円 *6 0円
リフティングチャージ 0円 0円 0円
振込手数料 0円 *7 0円 *7 432円 *8
手数料合計 14,205円 9,044円 2,311円
送金にかかる日数 公式発表見当たらず 公式発表見当たらず 0-2営業日
公式サイト みずほ銀行の
外国送金
トランスファー
ワイズの
海外送金

*:2018年9月21日ほぼ同時刻(1豪ドル=82.08円(仲値))での比較例。ここでは、中継銀行手数料・受取手数料を無視しています。
*1: 他行宛ての場合
*2: トランスファーワイズの豪ドル送金手数料 両替額の0.6%+90円 送金手数料計算ツールより
*3: 外貨預金為替手数料割引プラン利用の上乗せレート1.0として計算
*4: トランスファーワイズは仲値を採用しているので、みずほ銀行との比較のために同時点での仲値を利用
*5: (294,500/84.58 - 294,500/82.08) x 82.08 = (3,481.91- 3,587.96) x 82.08 = -8,705円
*6: (294,500/83.08 - 294,500/82.08) x 82.08 = (3,544.78- 3,587.96) x 82.08 = -3,544円
*7: すでにみずほ銀行に口座を持っていると仮定
*8: 自分の口座からトランスファーワイズへの銀行振込みの場合。例としてメガバンク(みずほ銀行・三井住友銀行)から振込みした場合の手数料。三菱UFJ銀行やネット銀行からの振込みならばもっと安い。

 

 

総額の送金コストの把握には、両替レートの上乗せレートからくる為替手数料の理解が重要であることがわかります。

 

大切な資金を賢く使うためには、手数料合計で比較するという視点をもつようにしたいですね。

 

 

 

トランスファーワイズについて

 

上記の計算例からわかるとおり、トランスファーワイズには両替時の上乗せレートがありません。そのため、一般的な海外送金で隠れコストと言われる為替手数料がないので、手数料がわかりやすいという特徴を持っています。

 

送金にかかる日数についても、海外送金にかかる日数の比較にあるとおり、銀行宛ての送金であれば、一番速いカテゴリに属しています。「安くて速い」海外送金方法を探している場合には、おすすめの選択肢のひとつです。

 

詳細は日本語公式ページへ

トランスファーワイズの公式ページ

 

 

トランスファーワイズの特徴については、下記の記事も参考にしてくださいね。

隠れコストがないから安心の海外送金

送金サービス比較のイメージ画像

隠れコストがないから安心の海外送金

送金サービス比較のイメージ画像

 

みずほ銀行による海外送金の留意点

 

インターネットで海外送金手続きはできない

みずほ銀行では、みずほダイレクトによる海外送金サービスを提供していますが、送金手続きができるのはテレホンバンキングのみです。インターネットバンキングやモバイルバンキングでの提供はしていません。

 

  参考: みずほダイレクトで外国送金はできますか?

 

テレホンバンキングでは事前に届出をした送金先のみへ送金が可能

テレホンバンキングの場合は、事前に届出をした送金先のみへ送金が可能です。この登録には申込書等を提出してから15営業日以降となっているので、スケジュール的に余裕をもっての準備が必要です。

 

  参考: みずほダイレクトでできること「外国送金」

 

為替手数料高めの設定

上記の比較シミュレーションでみたように、みずほ銀行の海外送金では、上乗せレートが高めであるので、為替手数料が他の方法と比較したときにかなり高くなります。

 

 

【多額の送金にはFX口座を利用した海外送金が選択肢】

 

海外不動産の購入や海外移住などで、数百万円~数千万円のまとまった金額の海外送金の場合には、銀行送金で両替をすると、トータルの送金コストが非常に大きくなってしまいます。

 

多額の海外送金の場合には、セントラル短資FXなどのFX口座を利用した海外送金を利用することで、手数料をぐっと抑えることができます。FX口座開設などの多少の手間はかかってきますが、節約できる金額がとても大きいので、検討に値します。詳しくは、下記の記事を参考にしてください。

 

 

 

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みずほ銀行による海外送金の基本的事項

 

1.  為替マージン(USDの例)

1ドルにつき1円
みずほ銀行の外国為替公示相場

 

みずほダイレクトまたはATM外貨預金振替サービス利用の外貨預金為替手数料割引プラン:1ドルにつき0.4円(6通貨USD, EUR, GBP, CHF, AUD, NZについて割引の為替マージンが設定)
外貨預金為替手数料割引プラン

2.  送金手数料(1件あたり)

5,500円
外国為替関係主要手数料一覧表(個人用)

 

3.  リフティングチャージ

0円 (個人の送金の場合は送金手数料に含んでいると考えられる)

4.  受取手数料

送金人負担とした場合2,500円(後日に差額請求の場合あり)

5.  受取手数料の送金人負担

6.  中継銀行手数料

ケースによる

7.  円送金

8.  取扱い通貨

窓口での扱い通貨は要確認
電話送金は7通貨 (USD, GBP, JPY, CHF, EUR, AUD, NZD)

9.  送金限度額

窓口では特になし 電話送金の場合は同一の送金受取人(相手先)に対して、1ヵ月間(同一月内)で200万円相当額まで

10. 送金可能国

多数

11. 送金日数

送金先による

12. 窓口送金

13. 電話送金

可(みずほダイレクトでのオペレータ対応、事前に届出した送金先のみ可)

14. インターネット送金

不可

 

*上記は、記事掲載・更新時点での個人による海外他行あて電信送金を前提にしています。ご利用に当たっては、必ず最新の詳細情報をご確認ください。

 

みずほ銀行の海外送金の公式サイト>>

 

 

海外送金ラボ的まとめ

 

みずほ銀行の海外送金は、すでにみずほ銀行に口座をもっている人にとっては便利な方法で、急ぎの場合の貴重な選択肢となってくるでしょう。

 

ただし、合計の送金コストは高くなりますから、総合的に判断をするようにしましょう。

 

一般的な状況においては、より安い方法(トランスファーワイズFX口座を利用した海外送金など)を賢く利用して、大切な資金を有効に使うようにしましょう。

 

 

 

海外へ行くならば、外貨現金の準備も忘れずに・・・

 

多くの現金は必要ないですが、海外渡航が近くなったら、外貨現金の準備も忘れないようにしましょう。ある程度の外貨が手元にあれば安心です。

 

 

2016/8/15  2018/9/23

 

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