海外送金の6つの手数料 | 海外送金ラボ

海外送金の6つの手数料

送金手数料を計算しているイメージ写真

 

海外送金には、いろいろな手数料がかかります。

 

ここでは、各手数料がどのようなときにかかるか、その内容と特徴について見ていきましょう。

 

 

 

 

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海外送金における6つ手数料

 

海外送金にかかる手数料と一口に言っても、その種類は大きく以下の6つあります。

 

比較のしやすい送金手数料に目が行きがちですが、総額で送金コストを安く節約するには、この6つの手数料の合計コストの比較で考える必要があります。

 

ここでは、この6つのコストの詳細について見ていきましょう。

 

1. 送金手数料

 

銀行や海外送金サービス会社に支払う送金の手数料です。それぞれの銀行や海外送金サービス会社が独自に設定しており、金額的にもかなり差があります。同じ銀行の場合でも、窓口とインターネットで送金手続きが異なる場合も多くあります。

 

2. 為替手数料

 

銀行や海外送金サービス会社が、送金時の両替に使う為替レートに上乗せをすることで徴収する手数料です。送金額が大きくなればなるほど、為替手数料の影響が大きくなります。

 

 

【為替手数料のかからない送金方法もある!】

 

ほとんどの銀行や送金サービスでかかってくる上乗せレートからくる為替手数料は、送金コストの中に含まれてしまうために、見えづらいコストになりがちです。

 

そういう状況において、トランスファーワイズは、上乗せレートがないので為替手数料がかかりません。わかりやすい送金手数料のみの透明な手数料体系です。多くのシチュエーションにおいて、おすすめの海外送金方法となるでしょう。

 

トランスファーワイズとその他の方法の手数料比較については、下記を参考にしてください。
主要通貨の送金コストの比較シミュレーション
メガバンク3行とゆうちょ銀行の海外送金を比較
海外送金サービスで少額送金時の手数料を比較

 

詳細は日本語公式ページへ

トランスファーワイズの公式ページ

 

 

トランスファーワイズの特徴については、下記の記事も参考にしてくださいね。

隠れコストがないから安心の海外送金

送金サービス比較のイメージ画像

隠れコストがないから安心の海外送金

送金サービス比較のイメージ画像

 

 

3. リフティングチャージ

 

同一の通貨建てて外国為替取引を行なう場合にかかる手数料です。

 

送金の場合には、送金資金を送金する外貨と同じ外貨で支払う場合にかかります。(例えば、外貨預金口座にある米ドルを使って、米ドルで送金する場合にかかります。)

 

受取りの場合には受取りした外貨と同じ外貨で入金する場合にかかります。(例えば、豪ドルを受け取って、豪ドルの外貨預金口座へ入金する場合にかかります。)

 

リフティングチャージの取扱いは銀行によって違っているため、外貨のまま送金や受取りという場合には、リフティングチャージがかからない銀行、あるいはリフティングチャージが低めの銀行を選ぶなどの対応をするとよいでしょう。

 

4. 円為替取扱手数料

 

外貨でなくて円建てで送金する場合に支払う手数料です。手数料の体系は銀行により異なりますが、円為替取扱手数料としての最低金額を設けているところが多くなっています。

 

5. 中継銀行手数料

 

送金人の銀行と受取人の銀行の間に入る中継銀行(コルレス銀行と呼ばれる)による手数料です。

 

6. 受取手数料

 

海外で送金を受け取る際に、受け取り側の銀行等に支払う手数料です。金額的な目安は、米ドルで20ドル前後の場合が多いです。

 

【手数料に対する理解を深めよう】

 

・どの方法でも、必ずかかるのは送金手数料です。その他は、送金方法や状況によって変わってきます。

 

・金額的な影響が大きいのは、上乗せレートからくる為替手数料です。見えづらいコストなので、注意が必要です。

 

・リフティングチャージがかかるのは、通貨を同じ通貨のまま送金する場合です。同じ通貨で送金するので為替手数料は発生しませんが、銀行によっては、代わりにリフティングチャージという手数料がかかるようになっています。

 

リフティングチャージを課さない銀行もあります。優遇された為替レートで外貨両替した外貨預金や、FXを利用してお得な為替レートで外貨両替した資金を、そのまま外貨で海外送金した際に、せっかく節約できた為替手数料がリフティングチャージで帳消しになっては意味がありませんので、リフティングチャージがかからない銀行(ソニー銀行SMBC信託銀行プレスティア)を利用するとよいでしょう。

 

円為替取扱手数料は、円のまま送金する場合のみです。円⇒外貨へ両替しないので為替手数料は発生しませんが、代わりに円為替取扱手数料がかかります。リフティングチャージの一種と捉えることもできます。

 

中継銀行手数料受取手数料については、送金人負担にできる場合とできない場合があります。送金時に把握しきれない面があるので送金人負担にできない場合も多く、その場合は受取人の受取額がその分減ることを考慮しておく必要があります。事前に送金人負担とできる場合でも、想定より多い場合にはあとで追加請求をされることがあります。

 

従来の銀行(メガバンクや地方銀行)での海外送金は、上記の手数料がフルコースでかかってくる場合が多くなります。

 

 

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海外送金の手数料は合計コストで判断しよう

海外送金の手数料を比較する場合、簡単に比較できることもあって送金手数料に目が行きがちです。

 

しかし、一定額以上になってくると為替手数料の影響が大きい場合が多くなります。また、為替手数料を節約した場合には、リフティングチャージがかかるかどうかが手数料節約のポイントになります。

 

以下で、具体例を見てみましょう。

 

送金額が1万ドルの2つのケース

 

送金比較図

送金比較図

 

送金額(図でのオレンジ色部分)

 

ケース1では、為替レートが1ドル=100円なので、送金資金は
10,000ドル x @100 = 1,000,000 円
と計算されます。

 

ケース2では、ケース1よりも為替スプレッドが1円高く、為替レートは1ドル=101円です。そのため、送金資金は、
10,000ドル x @101 = 1,010,000 円
と計算されます。

 

ケース1とケース2の差額1万円が、ケース2でケース1より上乗せレートが高いことによりかかる為替手数料と捉えることができます。

 

送金手数料(図での青色部分)

ケース1が5,000円、ケース2が2,500円の設定です。

 

受取手数料(図での緑色部分)

この例では送金人が負担する設定で、どちらも20ドルの設定です。為替レートの違いにより、ケース1では2,000円、ケース2では2,020円となります。

 

海外送金にかかる合計コスト

ケース1では1,007,000円、ケース2では1,014,520円となり、ケース2のほうがケース1より7,520円高くなります。

 

 

必ず合計の送金コストで判断しよう!

上記の例で、送金手数料はケース2のほうが安かったのに、為替手数料の影響から海外送金にかかる合計コストはケース2のほうが高くなっています。
⇒ 表面に出てきていて比較しやすい送金手数料だけで判断しては、判断を誤ってしまうことがあります。必ず合計コストで判断するようにしましょう。

 

 

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海外送金ラボ的まとめ

 

海外送金にかかる総額の送金コストをおさえるためには、送金手数料だけでなく、上乗せレートによる為替手数料やリフティングチャージの金額を考慮することが重要なのです。

 

送金方法の候補がいくつかあがったら、合計の送金コストがいくらになるかを比較するようにしましょう。

 

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2016/8/15  2018/9/24

 

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