メガバンク3行とゆうちょ銀行の海外送金を比較 | 海外送金ラボ

メガバンク3行とゆうちょ銀行の海外送金を比較~意外に違いが多いことに注意しよう

銀行のイメージ画像

 

銀行を利用して海外送金する場合、支店窓口の多さと海外業務への対応内容から、メガバンク3行(三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行)ゆうちょ銀行を検討するケースも多いでしょう。特に、ある程度まとまった金額の送金送金期限が迫っているときには、銀行送金しか選択肢がない場合もあります。

 

ここでは、いざメガバンクまたはゆうちょ銀行を使って海外送金というときに参考となるように、この4つの銀行の海外送金の手数料と為替マージン(上乗せレート)を比較してみました。

 

 

尚、当記事は、個人が海外他行宛ての銀行口座へ送金する場合を対象としています。

 

 

 

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メガバンク3行とゆうちょ銀行の送金手数料の比較

 

三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行の海外送金の送金手数料(窓口、インターネット)の比較です。

 

三菱UFJ銀行

三井住友銀行

みずほ銀行

ゆうちょ銀行

送金手数料

窓口

現金払い

5,500円

4,000円(Webサポート)

4,000円

5,500円

5,000円(口座あて)

5,000円(住所あて)

送金手数料

窓口

口座引落*1

4,500円

4,000円(Webサポート)

3,500円(テレビ窓口)

4,000円

5,500円

4,000円(口座間)

送金手数料

インターネット

3,000円

3,500円

対応なし

(電話のみ)

2,000円

リフティング

チャージ

送金金額の1/20%

(最低2,500円)

送金金額の1/20%

(最低2,500円)

該当なし

(個人の場合)

該当なし

(必ず円⇒外貨で送金)

インターネット対応

12通貨

7通貨

15通貨

受取人手数料*2

3,000円

2,500円

2,500円

送金人負担不可

公式サイト
(外部サイト

三菱UFJ銀行

三井住友銀行

みずほ銀行

ゆうちょ銀行

三菱

UFJ銀行

三井住友

銀行

みずほ

銀行

ゆうちょ

銀行

送金

手数料

窓口

現金払い

5,500円

4,000円(Webサポート)

4,000円

5,500円

5,000円(口座あて)

5,000円(住所あて)

送金

手数料

窓口

口座引落*1

4,500円

4,000円(Webサポート)

3,500円(テレビ窓口)

4,000円

5,500円

4,000円(口座間)

送金

手数料

インターネット

3,000円

3,500円

対応なし(電話のみ)

2,000円

リフティング
チャージ

送金金額の1/20%

(最低2,500円)

送金金額の1/20%

(最低2,500円)

該当なし
(個人の場合)

該当なし
(必ず円⇒外貨で送金)

インターネット対応

12通貨

7通貨

15通貨

受取

手数料*2

3,000円

2,500円

2,500円

送金人負担不可

公式
サイト

三菱
UFJ銀行

三井住友
銀行

みずほ
銀行

ゆうちょ
銀行

*1: 外貨預金の優遇レートやテレビ窓口などは、対応通貨に条件があります。
*2: 海外の受取銀行での手数料を、送金人負担とするのを希望場合の手数料です。後から差額を請求される場合もあります。

 

 

メガバンクのサービスといえば似たようなものという印象が強いかもしれませんが、海外送金に関するサービスに関しては、意外に明確な違いがあることがわかります。

 

 

【隠れコストとしての為替手数料に注意】

 

上記表を一見すると、ゆうちょ銀行の海外送金の手数料が安く見えますが、送金にかかる総コストでは必ずしもそうではありません。

 

ここで留意しなくてはならないのは、海外送金での「送金手数料」は表面的な手数料で、実際には為替レートに上乗せされている上乗せレートからくる為替手数料があるということです。為替手数料は見えづらいコストですが、送金する金額に比例するので、送金額が大きければ、驚くくらいの為替手数料が合計の送金コストのなかに隠されてしまっていることになります。次項で比較するように、ゆうちょダイレクトでの上乗せレートは高めの設定になっています。

 

参考の比較として、留学の海外送金で候補になる4つの送金方法を比較において、米ドルと豪ドルで三菱UFJ銀行とゆうちょ銀行を含めた4つの方法に関して、為替手数料を加えた合計の送金コストを比較していますので、参考になさってください。ゆうちょ銀行の表面的な「送金手数料」は比較的に安いのですが、隠れコストとしての「為替手数料」が高いために、トータルの送金コストでは一番高くなっています。

 

 

 

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メガバンク3行・ゆうちょ銀行の上乗せレートを比較

 

メガバンク3行の窓口での海外送金手続きに使われる為替レートに関して、仲値(TTM)のレートからの上乗せレートを、主要6通貨について比較してみましょう。

 

円から外貨へ換算されるときに、この上乗せレートの分だけ多く円を支払うことになり、その多く払う金額が為替手数料となります。手続き的には外貨購入の代金として支払うので、隠れた見えづらいコストになっています。

 

窓口の為替レートの上乗せレートを比較

 

表1:窓口での海外送金時の上乗せレートを比較*1

 

USD

EUR

GBP

CHF

AUD

NZD

三菱UFJ

1.0

1.5

4.0

0.9

2.0

2.0

三井住友

1.0

1.4

4.0

0.9

2.5

2.55

みずほ

1.0

1.5

4.0

0.9

2.5

2.55

 

USD

EUR

GBP

CHF

AUD

NZD

三菱

UFJ

1.0

1.5

4.0

0.9

2.0

2.0

三井住友

1.0

1.4

4.0

0.9

2.5

2.55

みずほ

1.0

1.5

4.0

0.9

2.5

2.55

*1:1日に1回更新される仲根(TTM)に対しての為替マージン

 

【ゆうちょ銀行の上乗せレートについて(参考)

 

ゆうちょ銀行の海外送金で使われる為替レートについては、窓口で海外送金するときの為替レートについては、オンラインで確認できません。窓口へ行く前に事前に確認したいときには、ゆうちょコールセンターへ電話をして確認することになります。

 

当サイト管理人マリがゆうちょコールセンターに確認した際には、主要通貨については、ゆうちょ銀行の窓口での為替レートは、三菱銀行の為替レートと同じレートになっていました。必ずそうなのかは教えてくれませんでしたが、参考までに・・・。

 

 

外貨預金の上乗せレート(メガバンク3行)とゆうちょダイレクト・ソニー銀行の上乗せレートを比較

 

メガバンク3行ではインターネットで外貨預金を開く場合に、主要通貨について少なめの上乗せレートが適用されます。そのレートを比較してみることにしましょう。さらに比較として、ゆうちょダイレクトで海外送金する際のレート、ソニー銀行外貨預金の上乗せレートを掲載しました。

 

表2: インターネットで開いた外貨預金の上乗せレート(メガバンク3行)とゆうちょダイレクト・ソニー銀行の上乗せレートとの比較*2

 

 

USD

EUR

GBP

CHF

AUD

NZD

三菱UFJ

0.25

0.25

0.5

0.5

0.5

0.5

三井住友

0.5

0.7

2.0

0.45

1.25

1.27

みずほ

0.4

0.6

1.6

0.35

1.0

1.0

ゆうちょ

1.0

1.5

4.0

0.9

2.0

2.0

ソニー

0.15

0.15

0.45

0.45

0.45

0.45

 

USD

EUR

GBP

CHF

AUD

NZD

三菱

UFJ

0.25

0.25

0.5

0.5

0.5

0.5

三井住友

0.5

0.7

2.0

0.45

1.25

1.27

みずほ

0.4

0.6

1.6

0.35

1.0

1.0

ゆうちょ

1.0

1.5

4.0

0.9

2.0

2.0

ソニー

0.15

0.15

0.45

0.45

0.45

0.45

*2: 東京三菱UFJ銀行と三井住友銀行はリアルタイムレートに対する為替マージン。ゆうちょダイレクトはウェブサイト掲載のレートから計算。ソニー銀行はウェブサイト掲載の外貨購入為替コスト。

 

 

上乗せレートの比較からわかること

 

上記の2つの比較からわかることを整理してみましょう。

 

メガバンク3行では三菱UFJ銀行のレートが低めの傾向

メガバンク3行の比較では、窓口でもインターネットでも、海外送金については三菱UFJ銀行が強い傾向があります。

 

窓口よりインターネットの上乗せレートはだいぶ低い

メガバンク3行いずれも、インターネットでの外貨預金の上乗せレートは、窓口での上乗せレートよりかなり低い設定になっているので、外貨購入のコストが窓口よりも安くなります。外貨預金から外貨のままま海外送金する場合、別途リフティングチャージがかかってきますが、金額によっては円貨からの海外送金よりお得になりますから、通貨と金額に応じて検討するようにしましょう。

 

ゆうちょダイレクトは、三菱UFJ銀行の窓口レートと連動か?

ゆうちょダイレクトの為替レートは、確認した主要通貨については、三菱UFJ銀行の窓口レートと同じになっていました。一般的にインターネットからの海外送金は割りやすいなることが多いのですが、ゆうちょ銀行の場合は違うようです。割高の上乗せレートからの為替手数料が高くなりますので、注意しましょう。

 

日程的に余裕があれば、送金サービスやネット銀行を利用することで手数料節約

ソニー銀行との比較で一目瞭然のとおり、メガバンク3行・ゆうちょ銀行の上乗せレート高めの設定です。別の方法を選ぶことで手数料を節約することができます(下記参照)。

 

 

【おすすめ海外送金方法】

 

日程的にある程度の余裕があるのであれば、以下の方法を検討してみるとよいでしょう。

 

海外送金サービス
隠れコストのないトランスファーワイズは、手数料的にお得な送金方法です。送金にかかる日数に関しても、銀行送金宛てでは最もはやいカテゴリになります。

 

参考(トランスファーワイズ、三菱UFJ銀行、ソニー銀行、ゆうちょ銀行の手数料比較):
>>留学(出願時)の海外送金で候補になる4つの送金方法を比較

 

ネット銀行
銀行同士の比較であれば、店舗のある銀行よりも、ネット銀行の方がトータルの送金コストで安くなる場合が多いです。特に、ソニー銀行は、上乗せレートが低いこと、ネットで手続きが完結すること、リフティングチャージがかからないことから、銀行送金のなかではおすすめの方法になります。

 

FXを利用した海外送金
送金する金額が数百万円になってくると、FX口座を利用した海外送金で、上乗せレートが安い為替レートで両替をすることで、節約できる手数料が大きくなってきます。

 

海外送金ラボ的まとめ

 

管理人画像

 

似たようにみえるメガバンクのサービスにも、海外送金については違いがありますね。必ず為替手数料を含めた総額の送金コストで比較するのがポイントですね!

 

大切な資金を海外で有効に使うためにも、手間と費用のバランスを考えて、状況にあった送金方法を選ぶようにしてくださいね~


 

2016/9/15  2018/8/5

 

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