新生銀行パワーフレックスの海外送金の特徴と手数料 | 海外送金ラボ

新生総合口座パワーフレックスの海外送金の特徴と手数料

新生銀行の新生総合口座パワーフレックスの海外送金は、メガバンク等と比較した場合、両替時の上乗せレートが小さい為替手数料が小さい)ことが大きな特徴です。

 

さらに「リフティングチャージの設定がない」「取引状況による手数料の割引」などが特筆され、まとまった金額を銀行送金する場合の有力候補となってきます。

 

ここでは、個人対象の新生パワーフレックスによる海外送金の特徴についてみていきましょう。

 

 

 

尚、新生銀行では、もうひとつの海外送金サービスとしてGoレミット新生海外送金サービスも提供しています。新生パワーフレックスとGoレミットの海外送金手数料の比較については、新生パワーフレックスとGoレミットの海外送金手数料の比較をご参照ください。

 

 

 

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新生総合口座パワーフレックスによる海外送金のメリット

 

上乗せレートが小さい

メガバンク等と比較すると、両替に利用される上乗せレートは小さめです。そのため、メガバンク等よりも為替手数料を抑えることができます。

 

リフティングチャージがかからない

外貨を外貨のまま送金する際にリフティングチャージがありません。外貨預金をそのまま海外送金の資金として使う際に便利です。

 

外貨へ両替済みの資金を海外送金するときにおすすめ

 

FX利用の海外送金でおすすめの銀行口座3選でご紹介しているように、新生銀行は、外貨へ両替済みの資金を海外送金するときに、おすすめの銀行のひとつです。

 

 

優遇プログラムがある

新生パワーフレックスでは、取引の状況に応じて新生スタンダード(通常)⇒新生ゴールド⇒新生プラチナとステージがステップアップしていく新生ステップアッププログラムがあり、ステップアップするにつれて手数料等の優遇があります。

 

 

新生ステップアッププログラムには、さまざまな優遇があります。新生ゴールドのステージの条件には、預け入れ資産だけでなく、投資商品の残高、住宅ローンの利用、海外プリペイドカード GAICAへのチャージ(前月21日~当月20日までに、プリペイドカードGAICA(Flex機能付き)に日本円で10,000円以上、または、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、いずれかの通貨で80基本通貨以上(例えば、米ドルなら80ドル以上)のチャージをパワーフレックス口座からすること)もあります。

 

預け入れ資産等の条件よりも、GAICAへのチャージ金額の条件はだいぶ小さくて済むので、海外プリペイドカードを考えているようであれば、GAICAを利用してステージ条件を満たすのも、賢い選択肢になるでしょう。

 

GAICAの詳細については、以下の記事でも説明していますので、参考にしてくださいね。

 

GAICAはVisa payWave(ビザペイウェーブ)を使えるプリペイドカード>>

 

 

 

 

合計の送金コストを理解する(比較表付き)

 

新生銀行の海外送金では、他の銀行と比較して上乗せレートは小さめに設定されていはいるものの、上乗せレートからくる為替手数料は発生します。そのため、表面的な送金手数料だけでなく、総額の送金コストをきちんと理解する必要があります。送金コストをおさえて送金したいと考える方は、為替手数料を含めた合計の送金コストを理解&別の選択肢も検討して、総合的に判断をするようにしましょう。

 

ここでは、別の選択肢のひとつとして、為替手数料がかからないトランスファーワイズとの比較例を掲載しますので、参考にしてください。

 

 

 

下の表は、30万円をオーストラリアへ豪ドルで送金しようという場合の、新生銀行とトランスファーワイズを利用した比較シミュレーションです。(シミュレーションなので、細かい金額ではなく、全般的な傾向を知るための参考として捉えてください。)

 

【新生銀行とトランスファーワイズの比較例:30万円を円⇒豪ドルでオーストラリアへ送金】*

  新生パワーフレックス トランスファーワイズ
送金額 300,000円 300,000円
送金手数料 4,000円 *1 1,879円 *2
送金できる金額(両替額) 296,000円 298,121円
上乗せレート 0.4円 *3 0円
両替レート 82.4円 82円
受取人の受取額 3,592.23豪ドル 3,635.62豪ドル
為替手数料 1,437円 *4 0円
振込手数料 432円 *5 432円 *5
手数料合計 5,849円 2,311円
送金にかかる日数 1週間前後 0-2営業日
公式サイト

新生総合口座
パワーフレックス
の海外送金

トランスファー
ワイズの
海外送金

  新生パワーフレックス トランスファーワイズ
送金額 300,000円 300,000円
送金手数料 4,000円 *1 1,879円 *2
送金できる金額(両替額) 296,000円 298,121円
上乗せレート 0.4円 *3 0円
両替レート 82.4円 82円
受取人の受取額 3,592.23豪ドル 3,635.62豪ドル
為替手数料 1,437円 *4 0円
振込手数料 432円 *5 432円 *5
手数料合計 5,849円 2,311円
送金にかかる日数 1週間前後 0-2営業日
公式サイト 新生総合口座
パワーフレックス
の海外送金
トランスファー
ワイズの
海外送金

*:1豪ドル=82円(仲値))での比較例。ここでは、中継銀行手数料・受取手数料を無視しています。
*1: 新生スタンダードの場合の送金手数料
*2: トランスファーワイズの豪ドル送金手数料 両替額の0.6%+90円 送金手数料計算ツールより
*3: 新生スタンダード場合の上乗せレート
*4: (296,000/82.4 - 296,000/82) x 82 = (3,592.23 - 3,609.76) x 82 = -1,437円
*5: アカウント開設時に、 既存の 自分の口座から新生銀行・トランスファーワイズへ銀行振込みの場合の振込手数料。例としてメガバンク(みずほ銀行・三井住友銀行)から振込みした場合の手数料。三菱UFJ銀行やネット銀行からの振込みならばもっと安い。

 

 

 

総額の送金コストの把握には、両替レートの上乗せレートからくる為替手数料の理解が重要であることがわかります。

 

大切な資金を賢く使うためには、手数料合計で比較するという視点をもつようにしたいですね。

 

 

 

トランスファーワイズについて

 

上記の計算例からわかるとおり、トランスファーワイズには両替時の上乗せレートがありません。そのため、一般的な海外送金で隠れコストと言われる為替手数料がないので、手数料がわかりやすいという特徴を持っています。

 

送金にかかる日数についても、海外送金にかかる日数の比較にあるとおり、銀行宛ての送金であれば、一番速いカテゴリに属しています。「安くて速い」海外送金方法を探している場合には、おすすめの選択肢のひとつです。

 

詳細は日本語公式ページへ

トランスファーワイズの公式ページ

 

 

トランスファーワイズの特徴については、下記の記事も参考にしてくださいね。

隠れコストがないから安心の海外送金

送金サービス比較のイメージ画像

隠れコストがないから安心の海外送金

送金サービス比較のイメージ画像

 

 

新生総合口座パワーフレックスによる海外送金の留意点

 

銀行送金のなかでは、比較的にコスト的なメリットが大きい新生銀行の海外送金ですが、いくつか留意しておきたい点があります。

 

新生銀行に口座がないと海外送金を利用できない

一般的に店舗のある銀行では、口座がなくても銀行の窓口で海外送金手続きができますが、新生銀行で海外送金などのサービスを利用するには、パワーフレックス口座を開設している必要があります。口座開設には、店頭窓口での口座開設以外は、最短でも1週間かかりますので、スケジュールに余裕を持って準備をすることが必要です。

 

送金手続きは窓口か電話(登録先のみ)

海外送金の手続きは、窓口か電話(登録先のみ)での手続きが必要となり、インターネットでの送金には対応していません。

 

送金先の事前登録が必要

店頭窓口にて、送金先を登録しておくことが必要になります。窓口での送金手続きの場合にはその場で登録できますが、電話での送金手続きの場合には留意が必要です。また、登録できる送金先は1件のみです。

 

上記の留意点を考慮すると、新生銀行パワーフレックス口座での海外送金は、基本的に最低一度は新生銀行の窓口へ行って送金先の登録手続きをする必要があります。新生銀行の店舗は、首都圏と関西が中心で、その他の地域は限られていますので、留意が必要です。

 

 

非居住者となると口座維持はむずかしい

新生銀行パワーフレックスは、海外へ転出すると基本的に口座解約が必要となるため、海外送金に利用することは難しくなります。
現地入りして、日本から現地の口座への送金をするという場合には、トランスファーワイズの利用が便利でしょう。

 

 

【多額の送金にはFX口座を利用した海外送金が選択肢】

 

海外不動産の購入や海外移住などで、数百万円~数千万円のまとまった金額の海外送金の場合には、銀行送金ではトータルの送金コストが非常に大きくなってしまいます。

 

多額の海外送金の場合には、円⇒外貨への両替についてはセントラル短資FXなどのFX口座を利用した海外送金で説明した方法を利用することで、為替手数料をぐっと抑えることができます。

 

その後に、外貨となった資金を新生銀行を利用して海外送金することができます。

 

FX口座開設などの多少の手間はかかってきますが、節約できる金額がとても大きいので、検討に値します。詳しくは、下記の記事を参考にしてください。

 

 

 

新生総合口座パワーフレックスによる海外送金の基本的事項

 

1.  為替マージン(USDの例)

新生スタンダード:1ドルにつき0.15円
新生ゴールド: 1ドルにつき0.09円
新生プラチナ: 1ドルにつき0.07円

 

新生銀行の外貨預金の為替手数料
新生総合口座パワーフレックスの為替レート

 

2.  送金手数料(1件あたり)

4,000円 (新生プラチナは月1回無料)

3.  リフティングチャージ

設定なし

4.  受取手数料

受取人負担

5.  受取手数料の送金人負担

不可

6.  中継銀行手数料

ケースによる

7.  円送金

8.  取扱い通貨

12通貨 (JPY, USD, EUR, GBP, CAD, AUD, NZD, HKD, SGD, ZAR, NOK,TRY)

9.  送金限度額

特になし

10. 送金可能国

多数

11. 送金日数

1週間前後

12. 窓口送金

13. 電話送金

可(事前登録先のみ、登録は店頭にて送金手続きした1件のみ)

14. インターネット送金

不可

 

*上記は、記事掲載・更新時点での個人による海外他行あて電信送金を前提にしています。ご利用に当たっては、必ず最新の詳細情報をご確認ください。

 

新生総合口座パワーフレックスの海外送金の公式サイト>>

 

 

海外送金ラボ的まとめ

 

新生総合口座パワーフレックスの海外送金は、「為替マージンの小ささ」「リフティングチャージがかからない」など、メガバンクとは違う特長が魅力です。

 

ただし、海外送金の利用にあたっては、基本的に店舗が近くにないと実務的に手続きが難しいので、留意が必要です。

 

安くて便利な方法であればトランスファーワイズ、数百万円を超える送金であれば両替部分はFX口座を利用した海外送金を検討するなどして、大切な資金を賢く使うことを考えましょう。

 

 

 

 

海外へ行くならば、外貨現金の準備も忘れずに・・・

 

多くの現金は必要ないですが、海外渡航が近くなったら、外貨現金の準備も忘れないようにしましょう。ある程度の外貨が手元にあれば安心です。

 

 

2016/8/31  2018/10/6

 

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