新生銀行の海外送金の特徴と手数料 | 海外送金ラボ

新生銀行の海外送金の特徴と手数料

新生銀行の海外送金は、2019年10月からは、店頭窓口およびコールセンターでの海外送金の扱いが停止となり、Goレミット新生海外送金サービスと共通の海外送金アプリを利用して手続きをすることになっています。

 

従来は、新生銀行のパワーフレックスとGoレミット新生海外送金サービスの為替レートには違いがありましたが、この変更により、両者の為替レートは基本的に同じレートになりました。

 

アプリでの手続きとなっても、新生銀行の「取引状況による手数料の割引」を利用できるので、まとまった金額を海外送金する場合の選択肢のひとつとなります。

 

ここでは、個人を対象とした場合の新生銀行の海外送金の特徴についてみていきましょう。

 

 

 

*当記事は、データの日付を個別に明記しているものを除いては、2019年11月時点での情報を参考にしています。

 

 

尚、Goレミット新生海外送金サービスは、新生銀行の口座を開設しなくても利用できます。新生パワーフレックスとGoレミットの海外送金手数料の比較については、新生パワーフレックスとGoレミットの海外送金手数料の比較をご参照ください。

 

 

 

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新生銀行による海外送金のメリット

 

リフティングチャージがかからない

外貨を外貨のまま送金する際にリフティングチャージがありません。外貨預金をそのまま海外送金の資金として使う際に便利です。

 

優遇プログラムがある

新生パワーフレックスでは、取引の状況に応じて新生スタンダード(通常)⇒新生ゴールド⇒新生プラチナとステージがステップアップしていく新生ステップアッププログラムがあり、ステップアップするにつれて手数料等の優遇があります。

 

 

新生ステップアッププログラムには、さまざまな優遇があります。新生ゴールドのステージの条件には、預け入れ資産だけでなく、投資商品の残高、住宅ローンの利用、海外プリペイドカード GAICAへのチャージ(前月21日~当月20日までに、プリペイドカードGAICA(Flex機能付き)に日本円で10,000円以上、または、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、いずれかの通貨で80基本通貨以上(例えば、米ドルなら80ドル以上)のチャージをパワーフレックス口座からすること)もあります。

 

預け入れ資産等の条件よりも、GAICAへのチャージ金額の条件はだいぶ小さくて済むので、海外プリペイドカードを考えているようであれば、GAICAを利用してステージ条件を満たすのも、賢い選択肢になるでしょう。

 

GAICAの一般的な特徴については、以下の記事でも説明していますので、参考にしてくださいね。

 

GAICAはVisaタッチ決済を使えるプリペイドカード>>

 

 

新生銀行による海外送金の留意点

 

銀行送金のなかでは、比較的にコスト的なメリットが大きい新生銀行の海外送金ですが、いくつか留意しておきたい点があります。

 

余裕をもったスケジュールが必要

実際に海外送金をするまでには、「アプリのダウンロード⇒初期登録⇒登録完了レターの受取り⇒お客様番号をアプリに登録&新生銀行口座の登録⇒送金情報の登録⇒送金手続き」というステップがあるので、急ぎの送金には向いていません

 

限度額の引き上げには増額申請の手続き

アプリで送金できる初期設定の限度額は、30万円相当額までです。限度額の引き上げが必要な場合には、増額申請をして審査を受けることになります。

 

非居住者となると口座維持はむずかしい

新生銀行パワーフレックスは、海外へ転出すると基本的に口座解約が必要となるため、海外送金に利用することは難しくなります。
現地入りして、日本から現地の口座への送金をするという場合には、トランスファーワイズの利用が便利でしょう。

 

 

【多額の送金にはFX口座を利用した海外送金が選択肢】

 

海外不動産の購入や海外移住などで、数百万円~数千万円のまとまった金額の海外送金の場合には、銀行送金ではトータルの送金コストが非常に大きくなってしまいます。

 

多額の海外送金の場合には、円⇒外貨への両替については、FX口座を利用した海外送金で説明した方法を利用することで、為替手数料をぐっと抑えることができます。その後に、外貨となった資金を新生銀行を利用して海外送金をします。

 

この方法を考える場合には、新生銀行の口座開設とセントラル短資FXの口座開設が必要になりますので、スケジュール的に余裕をもって準備を進めるようにしましょう。

 

(1)銀行口座の開設

 

この方法を考えている場合には、まずは新生銀行の口座開設が必要です。少し前に口座を開設して、新生ステップアッププログラムを利用して海外送金の手数料の割引を受けられるようにするのがおすすめです。(新生プラチナの場合、月1回海外送金手数料が無料になります。)

 

口座開設にあたっては、Tポイントがつくキャンペーンを利用するとお得です。




 

 

(2)FX口座の開設

 

一般的なFX取引はしませんが、セントラル短資FXのFX口座を使ってお得に両替をします。

 

多少の手間はかかってきますが、節約できる金額がとても大きいので、検討に値します。詳しくは、下記の記事を参考にしてください。

 

 

 

新生銀行による海外送金の基本的事項

 

1.  為替マージン(USDの例)

為替マージンとしては公表していないが、為替レートはGoレミットのTTSレートで確認できる。
Goレミットの為替レート表(TTS)>>

2.  送金手数料(1件あたり)

円普通預金からの引き落としによる送金:2,000円

外貨普通預金からの引き落としによる送金:4,000円
新生プラチナは月1回無料

3.  リフティングチャージ

設定なし

4.  受取手数料

受取人負担

5.  受取手数料の送金人負担

不可

6.  中継銀行手数料

ケースによる

7.  円送金

8.  取扱い通貨

12通貨 (USD、CHF、GBP、HKD、CAD、SGD、AUD、SEK、NZD、INR、EUR、YEN)

9.  送金限度額

送金の申し込み時に「1回あたり限度額」「月間の限度額」「年間の限度額」を申請して、審査を受けて限度額が決定される。

10. 送金可能国

多数

11. 送金日数

通常1~3営業日程度

12. 窓口送金

不可

13. 電話送金

不可

14. インターネット送金

アプリを利用

 

*上記は、記事掲載・更新時点での個人による海外他行あて電信送金を前提にしています。ご利用に当たっては、必ず最新の詳細情報をご確認ください。

 

新生銀行の海外送金の公式ページ>>

 

 

新生銀行の口座開設は、スケジュール的に余裕をもって手続きするようにしましょう。




 

 

海外送金ラボ的まとめ

 

新生銀行の海外送金を利用する場合、きちんと手続きをして事前に準備をしておくことが大切です。

 

特に、まとまった金額の海外送金のために送金限度額を増加したい場合には、早めに申請をして審査を受けて準備をしておきましょう。

 

また、100万円までの送金であれば、安くて便利なトランスファーワイズ、数百万円を超える送金であれば両替部分はFX口座を利用した海外送金を検討するなどして、大切な資金を賢く使うことを考えましょう。

 

 

 

 

海外へ行くならば、外貨現金の準備も忘れずに・・・

 

多くの現金は必要ないですが、海外渡航が近くなったら、外貨現金の準備も忘れないようにしましょう。ある程度の外貨が手元にあれば安心です。

 

 

2016/8/31  2019/11/4

 

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