セブン銀行の海外送金の特徴と手数料 | 海外送金ラボ

セブン銀行の海外送金の特徴と手数料

セブン銀行では、フィリピンのBDO Unibankと提携したセブン銀行フィリピン送金サービスと、国際送金大手のウェスタンユニオンと提携したセブン銀行海外送金サービスを提供しています。いずれの場合も、利用にはセブン銀行での口座開設が前提となります。

 

特に、フィリピンと中国向けについては、現地取扱い店での現金受取りだけでなく銀行口座への送金も可能なので、利便性が広がります。

 

ここでは、セブン銀行によるこの2つの海外送金サービスについて、その特徴を詳しく見ていきましょう。

 

 

 

 

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セブン銀行による海外送金のメリット

 

セブン銀行の2つの海外送金サービスには、それぞれ違うメリットがありますので、整理してみましょう。

 

セブン銀行フィリピン送金サービス

 

海外送金アプリからいつでも送金手続きが可能

スマホアプリから24時間何処ににても送金手続きをすることができます。(海外送金アプリは、口座を開設しなくても無料でダウンロードできて、両替レートを確認することができるので便利です。)

 

SEVEN BANK Money Transfer
SEVEN BANK Money Transfer
開発元:Seven Bank, Ltd.
無料
posted withアプリーチ

 

フィリピン国内に多くの受取り拠点

現金受取りの場合には、フィリピンのBDO Unibankの支店、BDOレミットカウンター、M Lhuillier、Cebuana Lhuillierなどを含めて、約8,000ヵ所の受取り拠点があります。

 

最短数分で現地受取りが可能

フィリピンの受取り拠点での現金受取りの場合、送金から受取りまで最短で数分という速さです。

 

フィリピン国内の銀行口座への送金も可能

BDO Unibank、BPI、Metrobank、PNBを含めて、フィリピン国内にある30行以上の銀行口座宛への送金が可能です。

 

現金受取・口座入金に共通の手数料体系

送金手数料は、送金する金額に応じて、950円~2,000円となっています。現金受取りでも銀行口座宛送金でも同じ料金体系になっています。(ただし、後述するように、送金手数料のほかに、両替レートへの上乗せレートからくる為替手数料が送金コストに含まれてくるので、注意が必要です。)

 

 

セブン銀行海外送金サービス

 

インターネットまたはモバイルバンキングでの手続き

セブン銀行のインターネットまたはモバイルバンキングを利用することで、時間も場所も選ばずに手続きができます。

 

セブンイレブンのATMからの入金も可能

全国にあるセブンイレブンのATMから入金することもできます。

 

世界中の現地取扱い店で受取りが可能

世界200ヵ国以上にあるウェスタンユニオンの取扱店で現金受取りが可能です。

 

最短数分で現地受取りが可能

ウェスタンユニオンの取扱店での現金受取りの場合、送金から最短数分で受取りが可能となります。

 

中国とフィリピンへは銀行口座への送金も可能

中国とフィリピン向けには、銀行口座への送金が可能で、送金手数料は金額にかかわらずに一律2,000円です。

 

段階的な送金手数料

送金手数料は、現金受取りの場合は、送金する金額に応じて(送金先の国にかかわらずに)990円~6,000円、銀行口座宛ての場合は一律2,000円となっています。(ただし、後述するように、送金手数料のほかに、両替レートへの上乗せレートからくる為替手数料が送金コストに含まれてくるので、注意が必要です。)

 

送金都度の書類提出は必要なし

同じ送金先であれば、送金の都度に書類を提出する必要はありません。

 

 

 

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合計の送金コストを理解する(比較表付き)

 

セブン銀行の国際送金では、表面的な送金手数料に加えて、上乗せレートからくる為替手数料がかかっています。そのため、送金コストをおさえて送金したいと考える方は、為替手数料を含めた合計の送金コストを理解&別の選択肢も検討して、総合的に判断をするようにしましょう。

 

ここでは、別の選択肢のひとつとして、為替手数料がかからないトランスファーワイズとの比較例を掲載しますので、参考にしてください。

 

 

 

下の表は、5万円をフィリピンへペソで送金しようという場合の、セブン銀行とトランスファーワイズを利用した比較シミュレーションです。(シミュレーションなので、細かい金額ではなく、全般的な傾向を知るための参考として捉えてください。)

 

セブン銀行とトランスファーワイズの比較例:5万円を円⇒フィリピンペソでフィリピンへ送金の場合*

 

セブン銀行
フィリピン送金サービス
(現金受取り)

セブン銀行
(口座宛て)

トランスファーワイズ

(口座宛て)

送金額 50,000円 50,000円 50,000円
送金手数料 1,200円 2,000円 626円 *1
送金できる金額(両替額) 48,800円 48,000円 49,374円
両替レート 0.4706 *2 0.4706013 *3 0.47785 *4
受取人の受取額 22,965.28PHP *2 22,588.86PHP *3 23,593.22PHP *4
為替手数料 699円 *5 728円 *6 0円
振込手数料 0円 *7 0円 *7 432円 *8
手数料合計 1,899円 2,728円 1,058円
送金にかかる日数

最短数分から(現地取扱い店での現金受取り)

即日~2営業日

1営業日

公式サイト

セブン銀行
フィリピン
送金サービス

セブン銀行
海外送金
サービス

トランスファー
ワイズの
海外送金

 

セブン銀行
フィリピン送金サービス
(現金受取り)

セブン銀行
海外送金サービス
(口座宛て)

トランスファーワイズ

(口座宛て)

送金額 50,000円 50,000円 50,000円
送金手数料 1,200円 2,000円 626円 *1
送金できる金額(両替額) 48,800円 48,000円 49,374円
両替レート 0.4706 *2 0.4706013 *3 0.47785 *4
受取人の受取額 22,965.28PHP *2 22,588.86PHP *3 23,593.22PHP *4
為替手数料 699円 *5 728円 *6 0円
振込手数料 0円 *7 0円 *7 432円 *8
手数料合計 1,899円 2,728円 1,058円
送金にかかる日数

最短数分から(現地取扱い店での現金受取り)

即日~2営業日

1営業日

公式サイト セブン銀行
フィリピン
送金サービス
セブン銀行
海外送金
サービス
トランスファー
ワイズの
海外送金

*:2018年10月3日ほぼ同時刻での比較例。ここでは、中継銀行手数料・受取手数料を無視しています。
*1: トランスファーワイズのペソ送金手数料 両替額の0.6%+330円 送金手数料計算ツールより
*2: セブン銀行フィリピン送金サービスの海外送金アプリの送金シミュレーションより
*3: セブン銀行海外送金サービスの送金シミュレーションより
*4: トランスファーワイズの手数料送金ツールより
*5: (48,800*0.4706 - 48,800*0.47785) x 0.47785 = (22,985.28 - 23,319.08 ) / 0.47785 = -699円 (仲値が公表されていないので、同時点でのトランスファーワイズでの仲値にて試算)
*6: (48,000*0.4706013 - 48,000*0.47785) x 0.47785 = (22,588.86 - 22,936.80) / 0.47785 = -728円 (仲値が公表されていないので、同時点でのトランスファーワイズでの仲値にて試算)
*7: すでにセブン銀行に口座を持っていると仮定
*8: 自分の口座からトランスファーワイズへの銀行振込みの場合。例としてメガバンク(みずほ銀行・三井住友銀行)から振込みした場合の手数料。三菱UFJ銀行やネット銀行からの振込みならばもっと安い。

 

 

総額の送金コストの把握には、両替レートの上乗せレートからくる為替手数料の理解が重要であることがわかります。

 

大切な資金を賢く使うためには、手数料合計で比較するという視点をもつようにしたいですね。

 

 

 

トランスファーワイズについて

 

上記の計算例からわかるとおり、トランスファーワイズには両替時の上乗せレートがありません。そのため、一般的な海外送金で隠れコストと言われる為替手数料がないので、手数料がわかりやすいという特徴を持っています。

 

送金にかかる日数についても、海外送金にかかる日数の比較にあるとおり、銀行宛ての送金であれば、一番速いカテゴリに属しています。「安くて速い」海外送金方法を探している場合には、おすすめの選択肢のひとつです。

 

詳細は日本語公式ページへ

トランスファーワイズの公式ページ

 

 

トランスファーワイズの特徴については、下記の記事も参考にしてくださいね。

隠れコストがないから安心の海外送金

送金サービス比較のイメージ画像

隠れコストがないから安心の海外送金

送金サービス比較のイメージ画像

 

セブン銀行による海外送金の留意点

 

セブン銀行の2つの海外送金サービスは、状況が合えばとても便利なサービスですが、利用にあたってはいくつか留意しておきたい点があります。

 

セブン銀行に口座開設が必要

事前にセブン銀行での口座開設海外送金サービスへの申込みが必要となります。

 

送金限度額に注意

銀行による海外送金ですが、送金限度額が設けられています。受取り拠点や受取り国による制限がある場合もあります。

 

上乗せレートからの為替手数料に留意

上記比較例で見たように、セブン銀行フィリピン送金サービスでもセブン銀行海外送金サービスでも、利用される両替レートには上乗せレートがのっています。そのため、実際には、送金手数料のほかに上乗せレートからくる為替手数料がかかっていることになります。

 

 

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セブン銀行による海外送金サービスの基本的事項

 

1.  為替マージン

為替マージンとしては公表していないが、送金シミュレーションにて両替レートを確認できる。
・セブン銀行フィリピン送金サービス:海外送金アプリの送金シミュレーションで送金金額・受取金額を確認可
・セブン銀行海外送金サービス:セブン銀行海外送金サービスの受取金額/送金金額シミュレーション

2.  送金手数料(1件あたり)

・セブン銀行フィリピン送金サービス:金額に応じて段階的に950円~2,000円
セブン銀行フィリピン送金サービスの送金手数料
・セブン銀行海外送金サービス(現金受取り):金額に応じて段階的に990円~6,500円
セブン銀行海外送金サービスの送金手数料
・セブン銀行海外送金サービス(口座宛て):一律2,000円(中国・フィリピンのみ)

3.  リフティングチャージ

該当なし

4.  受取手数料

原則なし

5.  受取手数料の送金人負担

該当なし

6.  中継銀行手数料

該当なし

7.  円送金

不可

8.  取扱い通貨

多数

9.  送金限度額

・セブン銀行フィリピン送金サービス:1回あたり50万円、1日/1ヵ月(毎月1日から月末まで)100万円、1年(毎年1月1日から12月31日まで)300万円
・セブン銀行海外送金サービス:1回・1日・1ヵ月あたり(毎月1日から月末まで)100万円、1年(毎年1月1日から12月31日まで)300万円
受取拠点、受取国によっては、上記より少額の限度額が設定されている場合あり。

10. 送金可能国

セブン銀行海外送金サービスを通じて200ヵ国以上へ送金可能

11. 送金日数

・セブン銀行フィリピン送金サービス:受取り拠点での現金受取りは最短数分から。銀行口座宛てはフィリピンの銀行の翌営業日まで。
・セブン銀行海外送金サービス:受取り拠点での現金受取りは最短数分から。フィリピンの銀行口座宛ては即日~2営業日。中国の銀行口座宛ては当日~2営業日(初回は所定の手続きが必要)。

12. 窓口送金

窓口はないが、セブンイレブン等にあるセブン銀行のATMから送金可能

13. 電話送金

不可

14. オンライン送金

 

*上記は、記事掲載・更新時点での個人による送金を前提にしています。ご利用に当たっては、必ず最新の詳細情報をご確認ください。

 

セブン銀行の海外送金の公式サイト>>

 

 

海外送金ラボ的まとめ

 

セブン銀行の海外送金は、フィリピン・中国などへ定期的に送金したい人にとて、とても便利なサービスです。似ているサービスに、SBIレミット国際送金ウェスタンユニオン国際送金があるので、比較して状況に合うサービスを利用するとよいですね。

 

ただし、いずれも手数料については、表面的な送金手数料の他に、上乗せレートからくる為替手数料がかかってくるので、合計の送金コストを理解したうえで利用するようにしましょう。

 

送金コストを節約したいのであれば、トータルの手数料で安くつくトランスファーワイズの送金などを合わせて検討して、大切な資金を有効に使いたいですね。

 

 

 

 

海外へ行くならば、外貨現金の準備も忘れずに・・・

 

多くの現金は必要ないですが、海外渡航が近くなったら、外貨現金の準備も忘れないようにしましょう。ある程度の外貨が手元にあれば安心です。

 

 

2017/11/23  2018/10/3

 

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