国際派のマネー&ライフ

子供の留学・修学旅行におすすめの海外プリペイドカード3選【特徴を比較】

2017-08-01

子供の留学・修学旅行におすすめの海外プリペイドカード3選【特徴を比較】

子供が留学・ホームステイ・修学旅行などで海外へ行く場合、安心のために海外プリペイドカードを持って行く、という選択肢があります。

子供が海外でプリペイドカードを使うとしても、ほとんどの場合に使う金額は小さいはずです。そのため、手数料率の違いよりも、安全性個人情報の管理に視点を置いて選ぶのがコツです。

この記事では、「子供用の海外プリペイドカードを検討中」という方を対象に、以下のことをご説明します。

本記事の内容

  • 子供の海外プリペイドカードを選ぶときの考慮点
  • 子供向きの海外プリペイドカードは限られる
  • GAICA・マネーティーグローバル・キャッシュパスポートの比較
  • 3つの海外プリペイドカードの特徴について

本記事を書いた人

  • 海外永住ビザを取得しての海外移住経験あり
  • 移住や投資を通じて「日本⇒海外」の海外送金を経験
  • 帰国後は「海外⇒日本」の海外送金を経験
  • 仕事上も小さな会社のCFOとして多様な海外送金を経験

この記事を書いているマリーは、海外送金歴かれこれ20年。いろいろな海外送金を体験してきました。

当サイトでは、海外送金・外貨両替・国際派のマネーに関する情報を、わかりやすくご紹介しています。

当記事では、子供向けにおすすめできる3つの海外プリペイドカードを詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

*当記事は、データの日付を個別に明記しているものを除いては、2020年8月時点での情報を参考にしています。各サービスのご利用にあたっては、必ず最新の情報をご確認ください。
修学旅行の場合は、学校の指示・アドバイスに従うようにしましょう。

 

子供の海外プリペイドカードを選ぶときの考慮点

子供(小学生・中学生・高校生)が、短期留学や修学旅行などの海外に滞在するとき、子供たちは、留学プログラムや所属している学校の旅行スケジュールに基づいて行動するので、海外プリペイドカードを使う状況は、多くありません。

利用する金額が小さければ、各プリペイドカードで手数料体系に多少の違いはあっても、手数料の実際の金額としては大きな差にはなりません。

このように考えると、子供の海外プリペイドカードは、以下のように「安心」「安全」にフォーカスを置いて選ぶことが大切といえるでしょう。

子供の海外プリペイドカードを選ぶときの考慮点
  • 家族が手続きをできる正式な代理人登録の設定
  • 万が一紛失したときに家族がセキュリティロックできる
  • 安全性の高いICチップ対応のカードである
  • 「かざすだけで決済できる」非接触決済に対応している
  • 手数料率の小さな違いは重要ではない

 

子供向きの海外プリペイドカードは限られる

金融系の各種のカードには、利用会員になるのに年齢制限が設けられていることが多いです。

個々に違いはありますが、クレジットカードは18歳以上、デビットカードは15歳以上、海外プリペイドカードは13歳以上を対象としているのが一般的で、年齢制限のないものは限られます。

プリペイドカードに関しては、国内利用がメインのプリペイドカードで年齢制限のないカードはあっても、海外サービスが充実していないものもあるので、子供の短期留学や修学旅行向きではありません。

前項で見た「考慮点」と「海外サービスの充実度」を考えると、子供向き向きの海外プリペイドカードの現実的な選択肢としては、以下の3つが考えられます。




次のコーナーでは、この3つのカードの特徴を比較していきましょう。

 

GAICA(ガイカ)・マネーティーグローバル・キャッシュパスポートプラチナを比較

3つのカードの基本的特徴を比較

まずは、この3つのカードの基本的な特徴を比較してみましょう。

   ←スマホの方は横スクロールできます→
 GAICA
(ガイカ)
マネーティー
グローバル
キャッシュパスポート
プラチナ

発行会社

(株)アプラス(株)アプラス(株)クレディセゾン

年齢

13歳以上13歳以上制限なし

与信審査

不要不要不要

マイナンバー

申請時は必要なし
海外ATM利用希望の場合に会員専用サイトから提出
カード申請時に必要カード申請時に必要

入金通貨

日本円日本円日本円

チャージ通貨

日本円日本円日本円、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、シンガポールドル、香港ドル

代理人登録

設定あり設定あり設定なし

セキュリティ

ICカード
24時間対応デスク

セキュリティロック機能
Visaタッチ決済に対応
ICカード
JTBトラベルデスク
危機回避情報配信サービス
Visaタッチ決済に対応
ICカード
24時間対応カードサービス
スペアカードあり
コンタクトレスに対応

入金限度額例

100万円以内(1回)100万円相当(1回)100万円相当(1回)

国際ブランド 

ビザカードビザカードマスターカード

発行までの日数

書類提出後1週間で発送最短で1週間書類確認後7営業日以内

両替のタイミング

利用時利用時外貨チャージしたタイミング

残高の払戻し

本人名義口座へ返金残高から登録口座へ返金清算による払い戻しまたは退会

日本国内での利用

利用可能利用可能利用不可
公式ページプリペイドカード GAICAMoney T Globalキャッシュパスポートプラチナ

 

上記の比較からわかるとおり、3つのカードの基本的な特徴の多くは共通しています。

子供の海外利用という視点での特筆すべき点としては、

  • GAICA(ガイカ)は、海外ATM利用を希望しないならばマイナンバー提出は必要ない
  • GAICAとマネーティーグローバルは、家族の代理人登録が可能である

の2つの点が挙げられます。

 

GAICA・キャッシュパスポート・マネーティーグローバルの手数料比較

次に、3つのカードの手数料関連を比較してみましょう。

   ←スマホの方は横スクロールできます→
 GAICA
(ガイカ)
マネーティー
グローバル
キャッシュパスポート
プラチナ

入会金

無料無料無料

年会費

無料無料無料(ただし、12ケ月間利用または入金がない場合には13ケ月目より毎月100円(税抜き)が発生)

入金手数料(円)

無料無料無料

両替レート

ビザカードの為替レートビザカードの為替レートマスターカードの為替レート

海外利用手数料(両替手数料)

4%5%4%

ATM手数料*1

200円200円通貨により異なる
1.5通貨~2.5通貨程度

(約200円)

カード再発行手数料*2

1,000円500円無料

出金手数料*2

500円500円500円

公式ページ

プリペイドカード GAICAMoney T Globalキャッシュパスポートプラチナ

*1: ATM設置金融機関から別途徴収される場合あり。
*2: これらの金額に消費税が加算。

手数料における違いとしては、海外利用の手数料率が、GAICA(ガイカ)とキャッシュパスポートプラチナは4%、マネーティーグローバルは5%という点が挙げられます。

ただし、子供が海外で利用する金額総額は小さいと考えられるので、手数料の総額としての違いはあまり大きくならないと考えられます。

 

3つの海外プリペイドカードの特徴について

安全性と手数料のバランスで選ぶならGAICA(ガイカ)

プリペイドカード GAICAは、新生銀行グループのアプラスが発行するプリペイドカードです。

銀行グループによるプリペイドカードという点で、運営やセキュリティ管理の点で安心して利用できます。

海外ショッピングのみの利用であれば、マイナンバーを提出する必要なく利用できるので、子供の短期留学や修学旅行などで海外ATMからお金を引き出すような状況が考えられない場合には、GAICAは特におすすめの選択肢です。

 

 


GAICAには、銀行口座を必要としないタイプの通常のGAICAと、新生銀行のパワーフレックス口座からチャージするタイプのGAICA(Flex機能付)の2つのタイプがあります。

子供の留学・修学旅行等に持たせるという状況の場合には、前者の通常のタイプで十分ですので、ここでは通常のタイプに絞って詳しく見ていくことにしましょう。

GAICA(ガイカ)のおすすめポイント
  • 国内・海外ショッピング利用だけならばマイナンバー提出の必要なし
    カード発行にあたって、海外ATMを利用しないなら、マイナンバーを提出する必要はありません
    子供の短期留学や修学旅行では、海外ATMを利用しないケースも多いので、マイナンバー提出なしでカードを発行してもらえるのは、個人情報管理の視点からも安心です。
    尚、GAICAで海外ATMを利用したい場合は、カード発行後に会員専用サイトからの手続き&マイナンバーの提出をします。

  • 代理人登録が可能
    代理人登録の手続きがあるので、子供が海外留学時に、日本にいる家族が代わりにチャージすることができるので便利です。

  • 日本円でチャージのシンプルな手続き:
    円でチャージして、利用時に外貨が円に換算されて引き落としさます。予定している分だけを直前に円貨でチャージして準備しておけばよいので、手続きがシンプルです。

  • 日本国内でも利用が可能:
    残高が残っても払戻しではなく、日本国内のVisa加盟店で利用が可能なので便利です。

  • 安心のセキュリティ機能:
    セキュリティロック機能、ICチップ対応、24時間年中無休サポートなど、安心できるセキュリティ機能があります。

 

マリー
子供のマイナンバー管理を慎重にしたい」と考える方には、GAICA(ガイカ)は安心の選択肢となりますね。

 

 

危機管理情報配信のあるマネーティーグローバル(Money T Global)

Money T Global (マネーティーグローバル)は、2018年8月に、それまでのJTBから新生銀行グループのアプラスへ運営が移りました。

それにより、対象年齢が13歳以上へと変更になりましたが、利用都度の利用内容送信危機回避情報配信サービスなど、安心安全の機能が充実している特徴は、変わりなく引き継がれています。

 

 

マネーティーグローバルのおすすめポイント
  • 緊急時はJTBによる日本語サポートが安心:
    盗難・紛失等の緊急時には、JTBトラベル東京が年中無休で24時間対応しています。また、JTB海外トラベルデスク(世界40都市)でも、カードの盗難・紛失時の対応・カード利用について問い合わせできます。

  • 危険回避情報配信サービス
    登録した地域の現地危険情報が、渡航者の日程・所在地に合わせて配信されます。日本での報道を待つことなく、家族がスピーディに現地情報を入手できるメリットがあります。

  • 利用の都度の連絡メール:
    事前に登録したメールアドレスへ、利用の都度に利用内容と残高の連絡が行きますので、子供の動向や生活費管理ができます。

  • 代理人登録が可能
    家族が代理人になって、カード保有者に代わってチャージすることができるので、安心です。

  • 日本円でチャージのシンプルな手続き:
    円でチャージして、利用時に外貨が円に換算されて引き落としさます。予定している分だけを直前に円貨でチャージして準備しておけばよいので、手続きがシンプルです。

 

運営がGIACAと同じアプラスになって、マネーティーグローバルの多くの特徴は、GAICAと共通になっています。

マリー
マネーティーグローバルはGAICAよりも海外利用の手数料率が1%高くなっていますが、JTB海外トラベルデスク利用危機管理情報配信などがあります。このあたりの必要性の有無が、GAICAとマネーティーグローバルの「どちらを選ぶか」の決め手になってきますね。

 

 

外貨チャージならキャッシュパスポートプラチナ

キャッシュパスポートプラチナは、9つの通貨にチャージ可能なマルチカレンシーの海外プリペイドカードです。

外貨でチャージできるカードには年齢制限があるものが多いなか、キャッシュパスポートには年齢制限がありません。

上記でご紹介した2つのカードと大きく異なるのは、基本的に利用する外貨にチャージ(両替)しておくので、チャージするタイミングを選ぶことで両替のタイミングを選べるという点があります。

ただし、円安のときに両替してしまっていたら結果として総コストは高くなる可能性もあることなど、利用にあたって気を付けるべき点もあります。

キャッシュパスポートプラチナのおすすめポイント
  • 9つの通貨でチャージ可能
    日本円のほか、外貨でチャージが可能です。そのため、利用時ではなくて事前に両替&チャージしておくことが可能となり、利用時の為替レートに左右されません。対象の外貨は、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、ニュージーランドドル、カナダドル、シンガポールドル、香港ドルの8つの通貨です。

  • 年齢制限がない
    年齢制限はありませんが、上記の2つのカードのように代理人登録の設定がないので、本人が利用方法をきちんと理解していることが前提となります。

  • スペアカードが発行:
    スペアカードが付いてくるので、紛失時も再発行を待つことがなく安心です。

  • 利用は海外のみ:
    海外利用専用のプリペイドカードです。

 

マリー
キャッシュパスポートプラチナは、年齢制限がない点が特筆されます。小学生でも利用可能ですが、外貨でのチャージである点を考えると、子供自身がプリペイドカードの仕組みや機能をきちんと理解できているかを冷静に判断したいですね。

 

まとめ:子供の年齢や状況に応じて選ぼう

3つのカードにはそれぞれ特徴がありますから、子供の年齢やカードを利用するシチュエーションを考慮して、状況に合う海外プリペイドカードを選びましょう。

当記事が、子供用の海外プリペイドカード選びの参考になれば幸いです!

こんな方におすすめ

 

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