カード海外利用時の手数料・上乗せレートについて | 海外送金ラボ

カードを海外利用したときの手数料率について

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クレジットカード、デビットカード、プリペイドカードを海外利用したときの手数料について、今ひとつわからないと感じている方も多いのではないでしょうか?

 

特に、手数料が「換算レートにX%が上乗せされる」というように、換算で使われる為替レートの上乗せパーセントとして説明されていると、金額としての手数料がどのくらいなのかなあ、と不安に感じてしまいますね。

 

そんなふうに感じている方のために、このコーナーでは、「換算レートにX%上乗せ」の意味を確認してみます。

 

 

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換算レートに手数料として上乗せ%の意味とは?

カードの海外利用時に、引き落としされる円の金額は「為替レートに手数料としてX%上乗せされて換算されます」となっている場合がよくあります。

 

そのような場合に、手数料はいくらとなるのか、簡単な例を用いて計算してみましょう。

 

例:「海外で1万ドルをカード利用。換算レート1ドル=110円。手数料として換算レートに上乗せ2%」という状況で海外利用した場合

 

(A) 上乗せがない場合の円への換算額: 10.000ドル x 110 = 1,100,000円
(B) 上乗せ4%があるときの円えの換算額: 10,000ドル x (110 x 1.02) = 10,000 x 112.2 = 1,122,000円

 

(A)と(B)の差額である22,000円が、手数料として支払うことになる金額です。

 

 

よく見ると、この22,000円は、利用したドル額を換算レートで換算した(A)の円額 1,100,000円の2%と等しくなっています。これは、(B)の式を以下のように展開してみればわかりやすいです。

 

10,000 x (110 x 1.02) = 10,000 x 110 + 10,000 x 0.02 = 1,100,000 + 22,000 = 1,122,000円

 

(B)は利用したドルを換算レートで換算した円額1,100,000円と、手数料金額である22,000円との合計となっています。

 

 

結局のところ、手数料が「換算レートにX%上乗せ」の場合、「使った額のX%を手数料として支払う」ことになります。

 

海外でカードを利用する際には、使った金額に上乗せパーセンテージを掛けた金額が手数料になる、と考えればわかりやすいでしょう。

 

たとえば、1,000ドル、1ドル100円、上乗せレート3%で使ったのであれば、「1,000ドルの3%にあたるの30ドル相当額を手数料で支払うんだな」と考えればよいのです。

 

 

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手数料は利用額に比例することに留意しよう

前項でみたように、円への換算が「為替レートにX%上乗せ」という場合には、手数料は利用した金額のXパーセントになります。

 

つまり、手数料は利用した金額に比例するのです。

 

金額が小さければ手数料総額も小さいのですが、海外での高額のショッピング・長期滞在のホテル代を日本のカードで支払う場合には、手数料は利用額に比例することに留意しておきましょう。

 

海外でたくさんカードを利用する状況が予定されている場合には、以下のような方法も考慮して、手数料を節約する準備をしておきましょう。

 

 

できるだけ手数料の上乗せ%が低いカードを利用する

 

クレジットカード・プリペイドカード・デビットカードのいずれの場合も、海外利用の手数料率をカード規約で説明しています。

 

上乗せのパーセンテージは、カードにより1%台から5%くらいまでと差がありますので、できるだけ上乗せ%の低いカードを使うようにしましょう。また、海外ショッピングと海外ATMからの現金引出しで、手数料率が違う場合もありますので、それぞれの場合を確認しておきましょう。

 

 

事前に外貨チャージしてあるプリペイドカードを利用する

 

すでに利用する外貨をチャージしているプリペイドカードであれば、換算の手数料はかかりません。

 

事前に円高のときに両替を済ませておけば、さらに総額のコストを抑えることになりますので、現地で利用する通貨と金額目安が決まっていれば、おすすめの方法です。

 

 

外貨預金から引き落としになるキャッシュカード、デビットカードを利用する

 

外貨預金で直接に海外利用した外貨を引き落としできるタイプのものは、換算の手数料はかからないものが多いです。

 

 

 

まとめ

いかがでしょうか?

 

ちょっとわかりにくかった海外利用の手数料についても、支払う手数料の目安がわかっていれば安心ですね。

 

そして、海外旅行や海外滞在でまとまった金額の海外利用が想定されるのであれば、海外利用の手数料を節約できる方法を準備しておきましょう。

 

 

2017/10/30

 

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